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【焼肉屋導入事例】くたみやさま|小回りの効く小型配膳ロボット「KEENON T8」
株式会社来民屋
焼肉ホルモン くたみや
八代本店:熊本県八代市通町6-53
https://www.yakinikukutamiya.com/home
・導入ロボット:配膳ロボット「KEENON T8(キーノン ティーエイト)」1台
・カテゴリ:焼肉屋
・席数:200席
・スタッフ数:全体で15名、平日:4-5名、土日:10名
・活用シーン:肉や一品料理の配膳
■課題
・これまで使っていた配膳ロボットでは、狭い通路の箇所でよく止まってしまい、スタッフが手動で動かしていた
・1度に1テーブルしか運べないため、やや効率が悪い
■導入後の効果
・配膳ロボットを「KEENON T8」に切り替え、狭い通路箇所も止まることなくスイスイ走行できるように
・月額利用費もダウン
・アザラシの顔と音声コミュニケーションが愛嬌があり、お客さまに喜んでいただける
熊本県内で4店舗を展開する「焼肉ホルモン くたみや」は、創業100年の来民屋の職人の手切りの技術で、店舗で切り立てお肉を楽しめる焼肉屋。熊本県西区初の卓上レモンサーバー設置や、ご家族での来店でも安心できる小上がり席など、幅広いお客さまをおもてなしする心遣いが感じられる。
今回は「くたみや 八代本店」の店長 森崎さまに、配膳ロボット導入の経緯や活用方法についてお話を伺った。
配膳ロボット2種類を使ってわかったT8の良さ
森崎さま「配膳ロボット自体は、2021年の7月から利用していました。まだまだロボットが飲食店にいることは珍しく、周辺地域でも導入例がなかったため、話題性を狙って導入してみました。あとは、コロナ禍ということもあり、欠員が出た場合にもロボットがいると安心だろうという理由もありました。
導入する前は、他のお店でロボットを見たことがなかったのでちゃんと動くのかどうか不安もありましたが、実際に使ってみると便利で、スタッフの負担がかなり減ったと感じました。」
くたみやでは、焼肉店でよく見かけるタイプの配膳ロボットを約3年ほど利用し、2024年6月からは小回りの効く小型の配膳ロボット「KEENON T8」を利用し始めた。
森崎さま「以前使っていた配膳ロボットが少し大きなタイプで、当店の通路幅では狭くて通りづらい箇所がありました。狭い場所でよく止まってしまい、気づいたスタッフが手動で動かしていました。T8は、スリムで55cmの幅で走行できるので止まることがなくなりました。小型ですが、以前使っていたロボットとは異なり、1度に複数テーブルへ運ぶことができるので、運ぶ量も問題ありません。むしろ、効率的になってよかったと思います。
動きもT8のほうが滑らかだと思います。以前使っていた配膳ロボットは急ブレーキのような感じで止まるので、ドリンクや汁物系はこぼれてしまい、載せていなかったです。
また、T8は充電が少なくなると自動で充電ステーションに戻る機能があるのも手間がかからず便利です。以前使っていたロボットは、充電コードを本体に挿して充電する必要がありましたから。」
配膳ロボットが当たり前の時代だからこそ、ロボットの表情や音声コミュニケーションの要素がより大事に
森崎さま「配膳ロボットがいることで、17:00〜18:00の間のワンオペ営業時も非常に助かっています。また、ピーク時もスタッフが下げ膳をしている際に、配膳はロボットに任せられるので仕事に集中できます。肉と一品料理の配膳はロボットが担っており、スタッフはその間にドリンクをつくったり、他のお客さま対応に時間を使えております。」
配膳ロボットの効果はスタッフの負担軽減だけでなく、当初の狙いであった話題性の観点でも効果があったと森崎さまは話す。
森崎さま「導入当初はお客さまも珍しがり、特にお子様は喜んで見ていただけました。今は飲食店で配膳ロボットを見かけることは日常の光景となり、当時よりは目新しさは少なくなっていますが、T8はアザラシの表情と音声コミュニケーションで愛嬌があるので、再度お店を盛り上げる存在になってくれそうです。」
▼今回ご紹介したロボット
配膳ロボット「KEENON T8(キーノン ティーエイト)」
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DFAロボティクス 編集部
「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボティクスを社会実装し、世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値を向上させる未来を目指す、ロボティクスソリューションカンパニーです。2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入し、これまでに3,500台以上を全国に導入してきました。サービスロボットの最新情報や活用事例などを発信しています!
公式X:https://twitter.com/DFAroboticsInc
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