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「ネコちゃんで運んで!」
配膳ロボットが、お客様満足度向上と0.5人分の業務負荷削減に寄与
焼肉ぐりぐり家Premium ゆめタウン廿日市店は、精肉卸直営の焼肉食べ放題のお店。大型商業施設内という立地から、ファミリー層が多く利用している。特に人手不足を感じずに運営を続けていたが、今後の採用難の事前対策や他店との差別化を図るため、ネコ配膳ロボット「Bella Bot(ベラボット)」1台の導入を決定。主に配膳で活用した結果、店舗のエンタメとしての宣伝効果があり、お客様満足度アンケートの結果も向上。店舗運営においても、業務効率が向上したことで、0.5人分の業務負荷が改善された。
【お話を伺った方】
株式会社フレスカ
焼肉ぐりぐり家Premium ゆめタウン廿日市店
店長 高田様
【導入店舗紹介】
焼肉ぐりぐり家Premium ゆめタウン廿日市店
精肉卸直営の焼肉が食べ放題で楽しめる焼肉ぐりぐり家Premium。わいわいカルビコース・プレミアムコース・贅沢極みコースの3種類から選べるため、ファミリー層を中心に学生やシニア層など、幅広い年齢層が利用している。最大6名掛けの広々としたソファ席で、ゆったりと食事を楽しめるのも人気の理由。
おすすめメニューは歯ごたえのある炙り塩タンとタレがしっかり絡むぐりぐりカルビ。
お子様連れからも人気の焼肉食べ放題で、0.5人分の業務負荷削減を実現
29卓のうち8割が6名掛け席という、広々とした店内の焼肉ぐりぐり家Premium ゆめタウン廿日市店。大型商業施設内の店舗ということもあり、アルバイト採用は順調で、特に人手不足を感じることは少なかったという。しかし、ピークタイムなどスポットで慌ただしく働く時間帯があったことや、今後の他店との差別化を検討した際、配膳ロボットという一手を検討し始めた。
高田様「焼肉ぐりぐり家Premium ゆめタウン廿日市店は、広島県廿日市市で営業しているゆめタウン内で営業しています。元々求人を出すとすぐに応募が来るため、そこまで人手不足は感じていませんでしたが、ランチなど一時的なピークタイムはどうしても慌ただしく営業していました。また、昨今接客・サービス業の人手不足が深刻化する中で、私たちも次の働き方を考えなければいけないと常々考えていたんです。加えて、商業施設内の飲食店は業態も単価も大きく異なります。その中で、焼肉ぐりぐり家Premiumと他店を差別化できる何かが欲しい、と模索していました。
そんな時、展示会でDFA Roboticsが展示していたネコ配膳ロボット「Bella Bot(ベラボット)」を見かけました。愛嬌のある見た目や音声から、お子様に愛されることもすぐに分かりましたし、商業施設内の飲食店で配膳ロボットを活用している店舗は他になかったため、差別化にもつながると感じ、まずはテスト導入から始めてみることにしました。」
焼肉ぐりぐり家Premium ゆめタウン廿日市店は2022年8月、DFA Roboticsに導入・設置を依頼し、配膳作業をメインの稼働業務と設定してテスト導入を始めた。
DFA Roboticsが一気通貫で活用方法を提案
テスト導入中、当初の想像通り、ネコ配膳ロボット「Bella Bot(ベラボット)」はお子様連れのお客様からとても好評だった。加えて、学生やシニア層のお客様も特に困惑することなくロボットから肉皿を受け取っており、スムーズに導入するイメージが見えたという。
高田様「DFA Roboticsのスタッフは、細かな要望にも親身に対応してくれました。私たちの活用イメージを汲んで、他社での活用事例も交えつつアイデアを出してくれたので、導入当初から、肉皿やサイドメニューを乗せて運用することに決められました。配膳ロボット自体は操作が簡単で、初日から扱いやすかったです。ファミリー層が多くいらっしゃるため、お子様からの反応もよく店内の雰囲気がより明るくなりました。撮影する方もいるなど、広告効果があるのでは、と感じました。
店舗運営においても、これまで何度も厨房からお客様のテーブルへ提供に向かって移動していたのが軽減され、レジ会計やテーブルリセットに時間が割けるように。よりお客様をお待たせせずに席へ通せるようになりました。
もっと使いこなせそうな感覚もあり、他の飲食店の採用が困難という話もよく聞いていたので、私たちの活用方法によって他店が配膳ロボを導入するきっかけになれたらと思い、2022年9月に本導入を決めました。」
お客様満足度が向上し、お客様がよりお食事を楽しめる環境へ
本導入後半年が経ち、焼肉ぐりぐり家Premium ゆめタウン廿日市店ではさらに活用できる様々な工夫を凝らしている。結果、幅広いメニューの配膳をネコ配膳ロボット「Bella Bot(ベラボット)」に任せられる体制を実現。お客様への満足度アンケートの結果は向上し続けているという。
高田様「テスト導入では、こぼれやすいスープなどを運ぶのが難しかったので、本導入後の現在、日々工夫を凝らしてテスト中です。運べるメニューが増えれば、それだけお客様に提供するまでの時間が短くなり、待ち時間も減っていくはず。混雑時もスタッフが慌ただしく移動しているより、配膳ロボットが悠々と運んでいる方がお客様にマイナスなイメージを与えません。実際に、ロボットを導入してからお客様への満足度アンケート結果がどんどん向上しています。
さらに、配膳ロボットありきのオペレーションに変更したことで、0.5人分の作業負荷が削減されました。スタッフの働きやすい環境に変化したことで、ランチタイムの忙しい時間もこれまでと同じスタッフ人数でゆとりのある店舗運営が可能になりました。
今後は、お客様からもスタッフからも愛されている「Bella Bot(ベラボット)」を活用して店舗運営のさらなる業務効率化と、エンターテイメントとしても楽しんでいただける店舗を目指してまいります。」
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