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繁忙日の土日でホールスタッフ1名分の仕事を削減!お試し利用時から高い効果を実感のキービジュアル

繁忙日の土日でホールスタッフ1名分の仕事を削減!お試し利用時から高い効果を実感

2023年08月08日

牛鉄は、福岡県久留米市にステーキハウス1店舗と、お弁当店を4店舗持つ飲食店。おいしいステーキやハンバーグを手頃な値段で楽しめる店として、地元民に愛されている。土日は特に家族連れのお客様が多く、慢性的な人手不足に悩む中で一度に40kgの料理を運べるネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」を1台導入いただいた。DFA Roboticsは協業する東芝テック株式会社とともに設置・導入を担当した。それにより作業効率が上がり、細やかな接客が実現したという同社。配膳ロボット導入に対して期待していたこと、お客様からの評価、実際の成果についてお話を伺った。

【お話を伺った方】
株式会社牛鉄
取締役 宮崎 慶宗様(以下、宮崎様)

【ロボット導入店舗】
牛鉄 山川店

福岡県久留米市のステーキハウス。ハンバーグはオーダーを受けてから成型・焼き上げをおこない、出来立てを提供することにこだわる。ボリューム満点の牛ステーキも人気メニューのひとつ。リーズナブルな価格でお腹いっぱい食べられる人気レストランとして愛されている。

以前からの課題だったスタッフの身体的負荷が軽減

ステーキを提供する際の「鉄板の重さ」を配膳ロボットが解消

牛鉄 山川店では平日昼はサラリーマンのお客様が多く、夜は基本的にファミリー層が多い。ステーキやハンバーグが人気メニューだが、お客様一人当たりの単価はお昼でおよそ1,200円、夜はおよそ1,500円というリーズナブルさが人気だ。しかしただ安いだけでなく、注文を受けてからハンバーグを手で成型する「手作りの工程」にもこだわって料理を提供している。料理の配膳では、ステーキハウスならではの課題があった。

宮崎様ステーキは鉄板の重量があり、配膳によって女性のパートさんが手首や関節を痛めることが多くありました。また定食を注文されるお客様も多いため、ご飯やスープなども一緒に提供する必要があります。お客様の人数が多い場合は1つのテーブルへ2~3往復することもあり、ホールスタッフの身体的な負荷に対して課題を感じていました。」

この課題を解決するため、牛鉄 山川店ではネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」のお試し利用を決めた。

テスト導入中にホールスタッフの削減を達成!すぐに本格導入を決断

ホールスタッフの負荷軽減になれば、と導入したネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」。実際にお試し利用で実感した効果は他にもあったという。

宮崎様これまでスタッフがお盆で提供していた料理を運ぶ必要がなくなり、身体的な負荷の軽減はすぐに効果として感じられました。加えて、配膳ロボットを使えば一度に7~8皿の料理を運べることから、配膳の効率も格段に上がっています。」

牛鉄 山川店では、来店者数の多い土日は平日に比べるとホール・厨房ともに2〜3人ほどスタッフを増員して対応していた。配膳ロボットを使い始めてからは一度に配膳できる量が増え、ホールスタッフが少ない時間帯も十分に対応できる状態へと変化していった。

宮崎様「実際に配膳ロボットがどんな仕事をしてくれるのか、どういう効果があるのかはかなり未知数な状態でテスト導入を始めましたが、思った以上に便利でスタッフ人数の省人化にも効果があったため、そのまま本格導入を決めました。」

配膳ロボットの活用によりホールのオペレーションが効率化

愛嬌のあるネコ型ロボットはお子様から年配のお客様まで大人気

配膳ロボットを導入する際の懸念事項の一つとして、「お客様はどう感じるだろうか」という点は多くの飲食店が悩むポイントだ。牛鉄 山川店では実際の導入後、どのような声が聞かれたのだろうか。

宮崎様「今まではずっとスタッフが料理を提供していたので、それがロボットになるとお客様の印象がどう変わるのか少し心配していました。でも意外とすんなり受け入れてくださったのは嬉しかったですね。ネコ型で愛嬌があるのも良かったのかもしれません。お子様連れのお客様は席にロボットが来るのを楽しみにしてくれますし、年配のお客様も『可愛らしいね』と好意的に受け取ってくださいました。」

配膳ロボットの活用により、スタッフの接客の質が向上

配膳ロボットを導入後はホールのオペレーションを見直し、テーブル・座敷などの席の種類やお客様の人数、料理の内容などに応じて柔軟な対応をしている。例えば、座敷の手前までは配膳ロボットで運び、スタッフは配膳ロボットのトレーから鉄板を取ってお客様の目の前まで運ぶという方法だ。定食のみの場合はスタッフは同行せずに配膳ロボットに任せるなど、状況によって一番効率の良い方法を選択できるようになった。

牛鉄 山川店では、ネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」の導入と同時期に、料理のオーダーをタブレット形式に変更した。この組み合わせによって作業効率が上がり、ホールスタッフはよりお客様との接点を大切にするようになって、細やかな接客が実現したそうだ。

宮崎様「配膳ロボットやオーダーシステムの導入によって、確かに作業効率は大きく上がりました。しかし、便利になったからといってお客様と接する機会をなくすのでは意味がないと思います。スタッフは手が空いた時間でお冷を持って行く、様々なお声がけをする、レジで会計するなど、お客様と接する機会を増やしてより丁寧に接客できるようになりました。

まだまだ全ての課題を解決したわけではありませんが、配膳ロボットの導入によって間違いなくプラスになった面が多くあり、少しずつ理想の状態に近づいています。人間にできることとロボットにできることをうまく組み合わせて、スタッフには接客に注力できる環境を、お客様にはこれからもおいしいステーキと丁寧な接客を提供し、お客様の記憶に残る店を目指していきます。」

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