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社長自ら配膳ロボットを活用し、業務効率変革の起爆剤に。身体的負荷の軽減、業務効率向上に寄与のキービジュアル

社長自ら配膳ロボットを活用し、業務効率変革の起爆剤に。身体的負荷の軽減、業務効率向上に寄与

ごちそう家はなぱらは、ホロンピアホテルが経営する兵庫県丹波篠山の居酒屋。地域内で最大の150席を有する広い店内は、接客や配膳下げ膳など全体を見渡さなければいけないため、多くのスタッフの勤務が必要であった。しかし、昨今は求人を出してもなかなか採用できないことから小規模での営業を行う日々が続いていた。この状況を打開したい、と考えている時、DFA Roboticsと提携している東芝テック株式会社の展示会で配膳ロボットが目に入り、すぐさまテスト導入を実行。ネコ型配膳ロボット「Bella Bot(ベラボット)」を1台、配膳・下げ膳両方を任せるために導入し、DFAは、設置・導入を担当した。
結果、スタッフは主体的に業務効率向上への施策について考えるように。負担軽減に向けて効率的に活用する姿勢が身に付いてきている。

【お話を伺った方】

北摂観光株式会社
代表取締役
山下 由晶様(以下、「山下様」)

【導入店舗】
ごちそう家はなぱら
https://holonpia.com/hanapara/

兵庫県丹波篠山の居酒屋。150席の広い店内は、歓送迎会やお祝い事など大型の宴会にも利用されている。地酒や旬の地の物を多く揃え、居酒屋メニューを中心に、寿司やピザも提供中。家族3世代すべてのお客様に喜んでいただけるお店作りとおもてなしが魅力。

スタッフの業務負荷軽減に寄与し、おもてなしに注力できる環境へ

ごちそう家はなぱらは兵庫県丹波篠山に店を構える大型の居酒屋。広い店内には150席のテーブル、掘り炬燵席があり、地域のイベントでも利用されることが多い。地域に根付いているからこそ、スタッフはおもてなしや接客に注力して働いていたが、コロナ前から人手不足を感じ始めていた。

山下様「はなぱらは広い店舗のため、接客や配膳、下げ膳などスタッフは全体を見渡さなければいけないのですが、コロナ前から人手不足で一人当たりの管轄エリアや業務が増えていました。通常時10名程度のスタッフで店舗運営をしていたが、昨今は求人を出してもなかなか採用できないことから、通常時に8名、ピークタイムで10名前後の体制で営業する日々が続いています。そんな状況下でも、スタッフはおもてなしの品質を担保しようと頑張ってくれていましたが、その分一人一人の身体的負荷や残業時間は増えておりました。

この状況をどうにか打開したいと思っていたある日、東芝テックさんの展示会で配膳ロボットを目にし、導入をしてみることに。元々配膳ロボットなどシステム導入について、コロナ前から考えていたので、この機会に試してみよう、とテスト導入を依頼しました。」

DFA Roboticsは、提携する東芝テック株式会社とともにすぐさまテスト導入を実行。ネコ型配膳ロボット「Bella Bot(ベラボット)」を1台、配膳・下げ膳両方を任せるために導入した。

導入後、最大限“活用”するためには、導入側の変化も必要


テスト導入初日、配膳ロボットの設置には少し時間がかかったという。配膳ロボットは、電源を押しただけでは“活用”できない。その店舗に合わせ、テーブルのどの位置で停止するか、また、どの通路をどの順番で走行すればスタッフの動線の邪魔にならないかを把握した上で設置する必要があるからだ。DFA Roboticsは当日、ヒアリングからテスト走行まで行ったが、スムーズに稼働させるために、スタッフも様々な工夫を凝らしたという。

山下様元々配膳ロボットは他の飲食店でも見ていたので、基本的には設置直後からイメージしていたとおりの動きをしていました。障害物を検知して止まることもありましたが、そこは私たちが家具の配置を変えて解消しました。この設置時のDFA Roboticsとのやりとりにより、スタッフ間でも配膳ロボットの動線を工夫するなど、効率的な活用方法を考えるきっかけとなりました。

実際に営業中に稼働している姿を見て、使いようによっては上手く活用できそうだと感じました。特に下げ膳においては、配膳よりも有効に使えると思ったんです。バッシングで洗い場まで下げものを持っていくために、スタッフが行き来するのではなく、配膳ロボットが一度に1テーブル分程度の量を持っていってくれます。これだけで、バッシングにかかる時間が大幅に短縮され、身体的負荷も軽減されていました。
また、知り合いの飲食店でもすでに配膳ロボットを導入しており、“導入してみて実際はどう?”と導入後の状況について聞けたことで、本導入を決めました。」


配膳ロボット導入により、スタッフの業務効率への意識が変化

導入時には、補助金の存在も助かったという。本導入後、現在は活用ルールを設け、配膳ロボットとスタッフ、お客様と共存しながら稼働できる状態を構築した。

山下様「元々コロナ前から検討してはいましたが、コロナ後の購入には補助金が活用できます。初期費用を抑えつつ、人手不足対策ができるのはありがたいと思いました。
本導入後は、営業クローズ時の下げ膳をロボットに任せるオペレーションを構築しました。そうすることで、スタッフはテーブルの清掃やレジ業務に集中でき、短時間で締め作業ができるように。残業時間の短縮や、業務効率の向上に一役買っています
配膳では、団体客様のご来店時に“いてくれて助かった!”と思うことがよくあります。はなぱらは、上質で重量感がある丹波焼の器でお料理を提供する時や、生ビール10杯などのスタッフ一人では運べない量の注文が入った時にも活用しています。これまでだったら身体的な負担が大きくかかっている場面でしたが、ロボット導入により一部解消されています。

はなぱらは、孫からおじいちゃんまで家族三世代で利用されることが多いのですが、お子様には特に好評なので、その場合は必ず配膳に活用するなど、スタッフもおもてなしの一部として配膳ロボットを活用しています。」

配膳ロボットを導入してから、まだ期間は長くありませんが、スタッフは配膳ロボットを導入したことで主体的に業務効率向上への施策について考えるように全体が変化してきています。負担軽減に向けて効率的に活用する姿勢をさらに伸ばし、全員で店舗運営を向上させていきたいです。

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