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140拠点のサポート体制構築で
ロボット導入の安心感醸成のキービジュアル

140拠点のサポート体制構築で
ロボット導入の安心感醸成

チーフマネージャー 舟迫 洋平


Member Profile


株式会社ウェザーニューズで、約3年間天気予報のCGや衛星のひまわり画像を担当。その後、日産にてカーナビなどの最先端情報端末を担当。3社目のヤフー株式会社では地図やグルメに関するサービス企画・開発を経験。2019年にDFAのCTO、チーフマネージャーをとして参画。現在に至る。

Introduction


当時なぜ、10人足らずのDFAが
140ものサポート拠点を持てたのか


2022年8月、配膳ロボット2,000台の導入達成。決め手になったのはロボットのスペック、導入前のコンサルティング、設置・アフターサービスの体制です。特に設置・アフターサービスの体制は、全国140の拠点からフォローできる点が評価され、お客様の安心感につながりました。しかし当時のDFA Roboticsは社員数が10名にも満たない小さな組織。なぜ日本中のフォローできる体制が短期間で実現できたのか。立役者の舟迫に当時のことを聞きました。

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常に情報感度を磨き
常識をアップデートする

先日、配膳ロボットのメーカーであるPudu社の新製品発表会にて当社が「代理店最優秀賞」を受賞しました。一定期間で最も販売台数が多い代理店に贈られる賞です。こうした成果をあげられた要因が、導入やアフターサービスの体制にあったことは当日のスピーチやプレスリリースの本文内でも訴えました。

様々な方からご質問いただくのが「10人に満たない会社で、なぜ日本全国に拠点を持てたのか」ということです。まるで数千人規模のメーカーのようなサポート体制。不思議がられてもおかしくはありません。これは以前、協働運搬ロボットの導入支援を行っているとある企業様のことを思い出したことがきっかけでした。

茨城県つくば市に本社を構えていて、従業員数も10数名程度と、DFAと大きく変わらない。それなのに全国網の保守サービスを持っていて。どうしてそんなことができるんだろうと思っていたら外注していたんです。メーカーがメンテナンスまでを一手に担わなきゃいけないというのは、私たちの思い込みだったんだと気付かされ、外注を決めました。

結果的にメンテナンスに加え、導入のご支援も同じ協力会社へお願いすることに。めちゃくちゃ助かりました。そして同時に様々な人に出会い、刺激を受けられる環境に身を置くことの大切さも学びました。ニュースで見た記事や、誰かが話していたこと。一体何が突破のヒントになるか分からない。今後も情報感度は磨きつづけていきます。

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飲食店の「インフラ」に
ふさわしいサポート体制をつくる

このように協力会社と関係性をつくっていたおかげで、すかいらーくグループからの2,000台の導入依頼にもスピーディーに応えることができました。複数台設置する店舗や、物理的に導入難易度の高い店舗は、私やテクニカルサポートDivの日野が自ら訪問し作業を行うこともありました。「ここぞ」という場面のみに自らのリソースを割り当てられるようになったのも外注の成果です。

設置後のサポート・メンテナンスは「次世代の社会インフラをつくる」というDFAのビジョンを特に意識しました。飲食店の営業時間を考え、朝7:30から受付可能に。さらに土日祝日の窓口も用意しました。土日祝日は受付を用意していない企業様も多いのですが、平日以上に来客数が想像されるファミレスなどで万が一の時、声をかけられる窓口がないのは困ってしまいますから。

「次世代の社会インフラ」と標榜する以上は水や電気のように、常に必要な時、機能するような状態になっておくことはもちろん、万が一の時にもすぐに話をお聞きできる体制をつくることは必須です! ・・・と言いつつも、これも協力会社様のお力添えのおかげ。いつもいろいろなご相談に乗っていただいている皆様にはアタマが上がりません。

アタマが上がらないということで言えばPudu社も同様です。私たちは現場でロボットをご活用いただいているお客様から製品アップデートにつながるヒントをいただきます。「世界一厳しい目を持つ」とも言われる日本の消費者に対して、文化や風習の異なる中国のPudu社が真摯に向き合ってくださっている。おかげさまで、ソリューションのレベルも大きく成長させることができています。

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「日本にあって良かった」と
思われる会社になれるチャンス

初めはロボットの可能性について懐疑的だった店舗の皆様も、利用していただくたび、その必要性を強く感じていただけるようになりました。最近は「こんな機能があったら、自分たち以外の飲食店さんもラクになるのでは」と、現場ならではのアイデアも積極的にご提案いただきます。

Pudu社、設置・メンテナンスの協力会社、販売の協力会社・・・私たちのサービスは多くの方々に支えられています。その中には海外の方もいらっしゃって。みんなで力を合わせて最先端のロボットの力を借りながら、やがて世界中にやってくるサービス領域の諸問題と戦っている感じがすごく楽しいです。

そして最近は配膳ロボットの導入が「国内No.1」という実績にまで到達しました(2022年8月現在)。業界のお手本になる仕事をするんだという想いも強くなってきています。特に日本は労働人口が減り、それに対してどんな打ち手を取るのか、世界が注目しています。DFAとしてはその指針になる答えが出したい。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが当社には、日本のため、世界のためという視野が常にあります。ロボットに対する知識や興味も大切ですが「時代の転換期に自分の人生の時間を注ぎたい」とか「日本に前向きなニュースをつくっていきたい」とか、ロマンがある人にピッタリの会社。あの会社があったから日本は良くなったと言われる会社を、私はつくりたいなと心の底から思っています。

この記事を書いた人


■ DFAロボティクス 編集部

株式会社DFA Roboticsは、「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボットによる世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値向上を目指す企業で、情報を発信しています!
2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入し、約1年で3,250台以上を全国に導入。主要取扱製品は、ネコ型配膳ロボット、配膳/下げ膳/搬送の自律走行ロボットになります。豊富な設置・導入の知見とアフターサポート力やデジタル化・DX化の推進が特徴です。また配送ロボット、自動搬送の活用を目指した実証実験、導入サポート、販売、マーケティングやローカライズなども行っており、社会問題を解決すべく世界のロボティックスを活用し未踏領域への挑戦をします。
公式X:https://twitter.com/DFAroboticsInc


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