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ホテルDXカンファレンス2024を初開催|品川プリンスホテルにて開催。配膳ロボットやモバイルオーダーの体験、ワークショップを実施のキービジュアル

ホテルDXカンファレンス2024を初開催|品川プリンスホテルにて開催。配膳ロボットやモバイルオーダーの体験、ワークショップを実施

2024年03月26日

飲食店DXを推進するロボティクスソリューションカンパニー株式会社DFA Robotics(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:波多野昌昭、以下「DFA Robotics」)は、2024年3月5日(火)に品川プリンスホテルにて「ホテルDXカンファレンス 2024」を開催し、ホテル業界の14名の方に参加いただきました。ホテル向けのイベントはDFA Roboticsとして初めてで、今後も定期的に開催予定です。本レポートでは、当日の模様をお届けします。

イベントハイライト

  • データから見るホテル業界の現状と、顧客体験の向上についてトークセッション
  • 配膳ロボット「HolaBot」とモバイルオーダー「トレタO/X」の体験会
  • ワークショップと懇親会での交流、ホテルDXについての情報交換


①ホテル業界2024年の動向について

世界最大の宿泊施設データサービスを提供するSTR社の平井さまより、STR社が保有する180カ国、約7万軒のデータから分析した、コロナ前後での全世界の動向とアジア太平洋内の立ち位置、国内マーケット状況や今後の回復の見通しについて解説いただきました。

2023年度の結果として、全世界的に客室稼働率(OCC)はコロナ前の2019年度水準に戻りつつあり、特に日本は稼働率70%とアジア全体と比較して+10%高い結果となっているそうです。一方、人手不足の問題で稼働率100%に戻すことは難しいというホテルの声も多く、今後は稼働率を伸ばすというより客室平均単価(ADR)を上げていく戦略が望ましいというお話が印象的でした。人手不足解消の一手として、配膳ロボットも有効だとDFA Roboticsは考えます。配膳ロボットで捻出した時間を使い、スタッフにしかできない接客業務の質を高めることでADRの上昇に繋げることができるでしょう。


登壇者

Smith Travel Research
Sales Manager
平井 裕子
複数の外資系ラグジュアリーホテルにて約20年の経験を持つ。学生時代にホテルのアルバイト通じてホテルで働くことの素晴らしさを実感し、大学卒業後全日空ホテル東京(現ANAインターコンチネンタル東京)へ入社。宿泊部フロント、予約、レベニュー、営業部長秘書、営業等様々な部署を経験。その後もラグジュアリーホテルで営業として国内外のMICE、エージェント、コーポレートやエンタメ等担当。ホテルの経験を活かしSTR社にてホスピタリティ産業の活性化に取り組んでいる。

②顧客体験のオペレーション設計 - 配膳ロボット編

配膳ロボット導入前後で比較したバッシングにかかる時間や、席稼働率の変化など具体的なデータをお見せしながら、ホテルにおけるオペレーション設計のポイント、成功事例やスタッフさまの満足度調査等をご紹介しました。イベント会場の品川プリンスホテル内レストラン「和ビストロ いちょう坂」でも下げ膳特化型配膳ロボット「HolaBot(ホラボット)」をご利用いただいており、実際に動く様子を参加者さまにご覧いただいたところ、障害物を検知して止まったり、スムーズに走行する姿に感心した表情を浮かべていました。


登壇者

株式会社DFA Robotics
執行役員CRO
山本 雄士
リクルートから分社独立した株式会社ネクスウェイに2013年入社。B2B向けマーケティングのトップセールスとして従事する。その後AICROSS株式会社にセールスマネージャーとして参画し、2019年東証マザーズ上場達成。2021年11月に株式会社チェンジへ入社。新規事業立ち上げ後、子会社化したDFAへ出向。CRO(最高収益責任者)に就任する。個人でも2022年6月に東銀座で飲食店をOPENし、時折店に立つ。

③顧客体験のオペレーション設計 - モバイルオーダー編

外食DXで飲食店の課題解決に貢献する株式会社トレタの代表取締役 CEO中村さまに、顧客体験の向上を実現するための手段として店内モバイルオーダー「トレタO/X」についてご紹介いただきました。

従来のモバイルオーダーは省人化は解決できても、料理の魅力を伝えることに欠けていたり、使いづらさからお客さま満足度の低下、客単価アップに繋がらないという課題がありました。「トレタO/X」は省人化を目的とするのではなく「体験価値向上」を目指しています。

アプリを開くとシズル感のある料理の動画がダイナミックに表示され、これまでのモバイルオーダーとは一線を画すデザイン。選んでほしい料理を優先的に表示させることで、オーダーコントロールの役割を担っているそうです。お店自慢のおすすめ料理を食べてもらうことでお客さまの満足度は上がりますし、すぐに提供可能な料理を選んでもらえれば、お客さまは待たされることなく楽しくお食事ができ、店側はオペレーション効率が上がります。

このように、選ぶのが楽しいデジタルメニューブックを実現させることで、追加注文が増えて客単価がアップ、オーダーという「作業」を「体験」に変えることで、結果として省人化に繋がるという本質的な考え方に参加者さまも釘付けになって聞いていました。

登壇者

株式会社トレタ
代表取締役 CEO
中村 仁
大手家電メーカー、外資系広告代理店を経て、2000年から飲食店経営。Twitterを活用した集客が評価され「外食アワード2010」受賞。2013年株式会社トレタ創業。外食産業の未来を考えるカンファレンス「FOODIT TOKYO」実行委員長も務める。著書に「外食逆襲論」(幻冬舎/2019年10月)

④ワークショップ

4グループに分かれ、現在取り組んでいるDXの内容と課題、今日のセッションを聞いてオペレーション改善・顧客体験の向上のために今後試みたいことについてディスカッションいただきました。普段は他ホテルとの交流の機会がないとのことで参加者同士、熱心に情報交換をされていました。「違う観点から知ることで新たな発見があった」「DX化に対してあまり情報がなかったので、非常に為になりました。今後、導入を本格的に検討していきたい」といった声が挙がりました。

⑤懇親会

和ビストロ いちょう坂の美味しい料理を召し上がりながらホテル業界同士、互いに交流を深めていらっしゃいました。登壇者の各社サービスについてもご質問をいただき、ホテルDXへの関心の高さが伺えました。

参加者の声

参加者さまからは「ロボット導入による具体的な業務改善の事例が確認できて大変参考になった」、「同業他社の方と色々と情報交換できてよかった」、「普段聞けない情報を得られた」などの声が挙がり、セッション内容だけでなくワークショップや懇親会での交流にも価値を感じていただくことができました。イベント満足度のアンケート結果は、5点満点中4.6点と高い評価を獲得しました。

企画者コメント(株式会社DFA Robotics 執行役員CRO 山本 雄士)

ホテル業界でもDX化に注目が集まる一方で、我々のお客さまからは「効果測定の方法がわからない、社内で理解を得るのに苦戦している」「他のホテルの状況が気になる」といった課題の声をよく耳にしていました。そこでホテル業界全体でDXを推し進めるために、弊社が起点となり、DXについて考える場を作れないかという思いで、今回の企画を実施いたしました。今後も、DXに携わるスピーカーをお招きして、ホテル業界のみなさまにとって有益な場を継続的に作っていきたいと考えています。ぜひご期待ください!


【先着3社限定】オペレーション分析 無料診断キャンペーン

今回のイベントを通じて、ホテルDXに対する関心の高さを感じられました。今回ご参加いただいた企業さま以外にも、ぜひ配膳ロボットを活用したDX化をご体験いただきたいと考え、先着3社限定でオペレーション分析キャンペーンを実施します。

  • 対象

    DFA Robotics経由での配膳ロボット導入未実施のホテル企業様

  • 実施枠

    先着3社限定

  • 申込締切

    2024年4月26日(金)

  • 内容

    配膳ロボットを2週間無料でトライアルいただき、オペレーション改善について分析いたします。

  • 申込方法

    こちらのフォームよりお申し込みください。

ホテルでの配膳ロボット活用の詳細はこちら:https://lp-dfarobotics.studio.site/

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