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【ステーキハウス導入事例】牛鉄 山川店さま|ネコ型配膳ロボット「BellaBot」
牛鉄 山川店さま
福岡県久留米市山川安居野3丁目15-37
https://tabelog.com/fukuoka/A4008/A400801/40016385/
・導入ロボット:ネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」1台
・カテゴリ:ステーキハウス
・席数:60席
・スタッフ数:平日:厨房2〜3名 / ホール2〜3名、土日:厨房4名 / ホール5名
・活用シーン:配膳
■課題
・スタッフの身体的負担(女性のパートさんが手首や関節を痛めることも)
■導入後の効果
・身体的負担の軽減
・業務効率の改善
・接客の質が向上
株式会社牛鉄は、福岡県久留米市にステーキハウス1店舗と、お弁当店を4店舗持つ飲食店。ステーキハウス「牛鉄」のハンバーグは、オーダーを受けてから成型・焼き上げをおこない、出来立てでの提供にこだわっており、ボリューム満点の牛ステーキも人気メニューのひとつ。リーズナブルな価格でお腹いっぱい食べられる人気レストランとして地元の方から愛されているお店だ。
今回は株式会社牛鉄の取締役 宮崎さまに配膳ロボットの導入経緯や活用方法についてお伺いした。
ステーキを提供する際の「鉄板の重さ」を配膳ロボットが解消
牛鉄 山川店では平日昼はサラリーマンのお客様が多く、夜は基本的にファミリー層が多い。ステーキやハンバーグが人気メニューだが、お客様一人当たりの単価はお昼でおよそ1,200円、夜はおよそ1,500円というリーズナブルさが人気だ。しかし、ただ安いだけでなく注文を受けてからハンバーグを手で成型する「手作りの工程」にもこだわって料理を提供している。料理の配膳では、ステーキハウスならではの課題があった。
宮崎さま「ステーキは鉄板の重量があり、配膳によって女性のパートさんが手首や関節を痛めることが多くありました。また定食を注文されるお客さまも多いため、ご飯やスープなども一緒に提供する必要があります。お客さまの人数が多い場合は1つのテーブルへ2~3往復することもあり、ホールスタッフの身体的な負荷に対して課題を感じていました。」
この課題を解決するため、牛鉄 山川店ではネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」のお試し利用を決めた。
テスト導入中にホールスタッフの削減を達成!すぐに本格導入を決断
ホールスタッフの負荷軽減を目的に導入したネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」。実際にお試し利用で実感した効果は他にもあったという。
宮崎さま「これまでスタッフがお盆で提供していた料理を運ぶ必要がなくなり、身体的な負荷の軽減はすぐに効果として感じられました。加えて、配膳ロボットを使えば一度に7~8皿の料理を運べることから、配膳の効率も格段に上がっています。」
牛鉄 山川店では、来店者数の多い土日は平日に比べるとホール・厨房ともに2〜3人ほどスタッフを増員して対応していた。配膳ロボットを使い始めてからは一度に配膳できる量が増え、ホールスタッフが少ない時間帯も十分に対応できる状態へと変化していった。
宮崎さま「実際に配膳ロボットがどんな仕事をしてくれるのか、どういう効果があるのかはかなり未知数な状態でテスト導入を始めましたが、思った以上に便利でスタッフ人数の省人化にも効果があったため、そのまま本格導入を決めました。」
DFA Roboticsは協業する東芝テック株式会社とともに設置・導入を担当した。
愛嬌のあるネコ型ロボットはお子様から年配のお客様まで大人気
配膳ロボットを導入する際の懸念事項の一つとして「お客様はどう感じるだろうか」という点は多くの飲食店が悩むポイントだ。牛鉄 山川店では実際の導入後、どのような声が聞かれたのだろうか。
宮崎さま「今まではずっとスタッフが料理を提供していたので、それがロボットになるとお客様の印象がどう変わるのか少し心配していました。でも意外とすんなり受け入れてくださったのは嬉しかったですね。ネコ型で愛嬌があるのも良かったのかもしれません。お子さま連れのお客様は席にロボットが来るのを楽しみにしてくれますし、年配のお客さまも『可愛らしいね』と好意的に受け取ってくださいました。」
配膳ロボットの活用により、スタッフの接客の質が向上
配膳ロボットを導入後はホールのオペレーションを見直し、テーブル・座敷などの席の種類やお客さまの人数、料理の内容などに応じて柔軟な対応をしている。例えば、座敷の手前までは配膳ロボットで運び、スタッフは配膳ロボットのトレーから鉄板を取ってお客さまの目の前まで運ぶという方法だ。定食のみの場合はスタッフは同行せずに配膳ロボットに任せるなど、状況によって一番効率の良い方法を選択できるようになった。
牛鉄 山川店では、ネコ型配膳ロボット「BellaBot」の導入と同時期に、料理のオーダーをタブレット形式に変更した。この組み合わせによって作業効率が上がり、ホールスタッフはよりお客さまとの接点を大切にするようになって、細やかな接客が実現したそうだ。
宮崎さま「配膳ロボットやオーダーシステムの導入によって、確かに作業効率は大きく上がりました。しかし、便利になったからといってお客様と接する機会をなくすのでは意味がないと思います。スタッフは手が空いた時間でお冷を持って行く、様々なお声がけをする、レジで会計するなど、お客さまと接する機会を増やしてより丁寧に接客できるようになりました。
まだまだ全ての課題を解決したわけではありませんが、配膳ロボットの導入によって間違いなくプラスになった面が多くあり、少しずつ理想の状態に近づいています。人間にできることとロボットにできることをうまく組み合わせて、スタッフには接客に注力できる環境を、お客さまにはこれからもおいしいステーキと丁寧な接客を提供し、お客さまの記憶に残る店を目指していきます。」
▼今回ご紹介したロボットはこちら
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DFAロボティクス 編集部
「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボティクスを社会実装し、世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値を向上させる未来を目指す、ロボティクスソリューションカンパニーです。2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入し、これまでに3,500台以上を全国に導入してきました。サービスロボットの最新情報や活用事例などを発信しています!
公式X:https://twitter.com/DFAroboticsInc
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