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【温浴施設導入事例】宗像王丸・天然温泉 やまつばさ「レストラン みあれ」さま|ネコ型配膳ロボット「BellaBot」
宗像王丸・天然温泉 やまつばさ
レストラン みあれさま
https://www.yamatsubasa.jp/
・導入ロボット:ネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」1台
・カテゴリ:温浴施設内のレストラン
・席数:92席
・スタッフ人数:3〜4人
・活用シーン:下げ膳
■課題
・人手不足によって残業時間の増加
■導入後の効果
・2.5名でもゆとりのある店舗運営を実現
・スタッフがサービスに注力できるように
「宗像王丸・天然温泉 やまつばさ」は全館掛け流しの福岡エリア最大級 日帰り温泉施設。モダンでスタイリッシュな宿泊部屋も完備している。施設内の「レストラン みあれ」は、夏は鱧や鰻、秋は松茸など自然豊かな地元の食材を、美味しく召し上がっていただけるようこだわりを持って調理し提供している。店内の個室スペース「旬彩割烹 白珪」では、季節ごとに旬の食材をふんだんに取り入れた割烹料理が用意されている。
今回はレストラン マネージャーの中田さまに配膳ロボット導入の経緯や活用方法などをお伺いした。
スタッフ一人当たりの身体的負荷を軽減するため配膳ロボットを導入
宗像王丸・天然温泉 やまつばさの施設内のレストラン みあれは、お客さまにゆったりとした時間を提供したいと考えている食事処。お客さまが入浴前後、ほっと一息つけるような温かい接客と美味しいお料理が特徴の店舗だ。そのような非日常の環境を提供し続ける中で、接客業の例に漏れず人手不足は進んでいく一方だった。スタッフ一人一人の業務負荷は増え、身体的疲労から体調を崩す方もいたという。
中田さま「宗像王丸・天然温泉 やまつばさは、宿泊施設を併設する温浴施設です。レストラン みあれは落ち着きのある空間にこだわっており、日々の喧噪から離れて、ゆったりとお食事を楽しんでいただきたいと思い、接客にもこだわっています。そのような取り組みの中で、お食事用のお皿は高級感のあるものを準備していますが、高品質な食器はどれも重く、スタッフが手で何度も運ぶうちに、腱鞘炎になってしまったりと、身体的な負担が大きくなっていました。
接客業ということもあり、人手不足も相まって、本来4〜5名のスタッフで店舗運営を行いたいところ、3〜4名程度で営業していたので、より一人一人への負荷が重かったと思います。この状況を打開するにはどうしたらいいものかと、配膳ロボット導入前は悩んでいました。」
中田さま「配膳ロボットを導入したきっかけは、東芝テックさんの展示会で見かけたことです。他の店舗でも見かけたことはありましたが、当社のレストランで稼働させたら、スタッフの働き方や身体的負荷はどのくらい軽減されるのか試してみたく、まずはテスト導入から始めることにしました。」
2022年11月、宗像王丸・天然温泉 やまつばさは施設内のレストラン みあれにネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」のテスト導入を開始した。
DFA Roboticsはただ設置するのではなく“最大限活用できるように導入”
テスト導入中から、ネコ型配膳ロボット「BellaBot」による運搬でスタッフの身体的負荷が圧倒的に少なくなったという。しかしテスト導入当初は、スタッフ間で “自分で運んだ方が早い”、“そこまで活用できないのではないか”といった声も上がった。そこで、DFA Roboticsの営業担当は、基本的な使い方、どのテーブルの間を通ればスタッフの邪魔にならないか、テーブルのどの位置に到着すると活用しやすいかなどを細かくヒアリングし、丁寧な対応で現場スタッフの懸念を解消した。
中田さま「テスト導入前、DFA Roboticsの営業担当とは活用方法について相談しました。これまでのスタッフの働き方や、理想の接客、どのように配膳ロボットを活用し続けるかなど、詳しくヒアリングされた結果、お客さまとコミュニケーションが取りやすい配膳時の活用ではなく、お客さまが帰られた後のテーブルリセットや下げ膳のサポートとしての活用を試すことに決めました。結果、重いお皿を持ち運ぶ時間が圧倒的に削減され、スタッフの身体的負荷が軽くなったと判断し、2022年12月に本導入を決めました。」
時間・身体的な余裕が生まれ、おもてなしに注力できる環境を実現
本導入から半年経過した現在、ネコ型配膳ロボット「BellaBot」は下げ膳サポートとして活用され、お客さまにも愛される存在となっている。
中田さま「配膳ロボットを活用しはじめて、身体的な負荷が圧倒的に減りました。配膳ロボットは物理的に人よりも多くお皿や料理を運べます。1度に4つのトレイがあり、洗い場まで持って行ってくれるだけで、これまでスタッフが何往復も行き来していた分の時間や身体的負荷が削減されました。腱鞘炎にならなくなるなど、スタッフが健康的に働けるようになりました。
そして、これまでスタッフがそのような業務に使っていた時間を、接客やおもてなし、テーブルリセットの時間に当てることができています。人が採用できないという側面もありますが、現在は2.5名程度のスタッフでレストランの運営が可能になりました。
さらに、小さなお子さまも配膳ロボットに興味を持って近寄るなど、とても好評で愛されている様子をよく見ます。
今後は、さらにお客さまにわかりやすく活用できるように、配膳ロボットから“使い終わったお皿を乗せてください”など下げ膳用の声が出るといいなと思います。そのような使い方のブラッシュアップも、DFA Roboticsの担当の方とどんどん進めていきたいです。」
▼今回ご紹介したロボットはこちら
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DFAロボティクス 編集部
「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボティクスを社会実装し、世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値を向上させる未来を目指す、ロボティクスソリューションカンパニーです。2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入し、これまでに3,500台以上を全国に導入してきました。サービスロボットの最新情報や活用事例などを発信しています!
公式X:https://twitter.com/DFAroboticsInc
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