清掃ロボット導入で委託費6割削減!補助金を活用したDX推進と独自の「ロボットシフト管理術」
| 法人名 | 社会福祉法人秦ダイヤライフ福祉会 特別養護老人ホームあざみの里 |
| URL | https://hata-dialife.jp/azamino |
| 住所 | 〒781-0011 高知県高知市薊野北町2-25-8 |
| 業界 | 介護・特別養護老人ホーム |
| 居室数 | 80床 |
| 清掃体制 | 職員+外部委託業者による清掃 |
| 清掃面積 | 1ヶ月あたり11,369㎡ |
| 清掃時間 | 1ヶ月あたり平均27時間 |
| 活用シーン | 1階(ロビー、地域交流ホール、理美容室など)、2階(職員室など)、3階(共用スペースなど)、各階のリビング、廊下などその他共有部 |
| 課題 | ・生産性向上の取り組みとして、清掃業務の整理と清掃コストの削減を行いたい |
| 導入後の効果 | ・清掃コストを6割程度削減 ・職員による清掃が不要になり、ケア業務へ専念できるように ・清掃品質が向上し、来訪者に床が清潔だと評価いただける |

社会福祉法人秦ダイヤライフ福祉会が運営する、特別養護老人ホーム「あざみの里」では、高知県の地域社会に密着した環境で、利用者さまに多様な介護サービスを提供している。
今回はあざみの里の理学療法士である西野さまと生活相談員の戸田さまに、具体的な清掃ロボット導入の経緯や活用方法、導入において活用した補助金申請についてもお伺いした。
ロボット導入で利用者さまご家族も驚く清掃クオリティを実現

あざみの里さまは、地下1階から地上3階建てという大規模な施設環境を有している。特にリビングや廊下といった共有スペースの面積が大きいが、従来は職員と外部の委託業者が分担して清掃業務を担当してきた。
しかし清掃委託コストが上昇しつつあり、また間接業務に負担を感じる職員もおり、ケア業務へ注力ができていないという課題があった。こうした課題解決へ向けて、ロボットを活用した清掃業務の自動化に着手した。
戸田さま「何年か前に別メーカーのデモを見た際は動作音が大きいという印象でしたが、今回『PUDU CC1』をデモさせていただき、静音性の高さから現場で使えそうという判断になり導入へ向けて進みました。」
西野さま「想像以上の清掃品質の高さに驚きました。利用者さまのご家族が面会等でいらっしゃるのですが、清掃ロボットが掃除したんですとご紹介すると、『床が綺麗』や『すごいピカピカですね』と反応をいただけるので、とても満足しています。」
安定稼働に繋がる秘訣「清掃ロボットのシフト管理術」とは?

「PUDU CC1」の導入後、あざみの里さまではロボットを効率的に稼働させ生産性を向上させるため、独自の運用体制を確立している。
西野さま「1階、2階、3階の各フロアについて、月曜日から土曜日までの6日間のうち、各階を週に2回ずつ回れるよう清掃ロボットのシフトを組んでいます。
朝に清掃ロボットをセットし、日勤帯の職員が適当な時間に稼働させ、終わったら充電してから退勤するという流れを作っています。」

この曜日・時間ごとにフロアを分ける綿密なシフト管理により、1日あたり平均573㎡のエリア(学校約9教室分)の清掃業務の代替に成功するとともに、スタッフが積極的にロボットを活用する環境が当たり前になっているという。
この取り組みにより、清掃委託業者への依頼が週5日から週2日で十分となり、一日当たりの清掃時間も短縮した。その結果、委託コストを約6割と、大幅に削減することができている。
補助金チャンスを逃さない、「間に合う」ための準備ステップ

「PUDU CC1」の導入において、あざみの里さまは「高知県介護基盤整備等事業費補助金」を活用した。これは高知県が実施する、介護サービスの提供体制の整備促進を目的とした補助金制度である。
西野さま「過去にもデジタル化支援や福祉機器に関連した補助金を活用してきました。今回の補助金でもロボット機体の金額がほぼ全額が補助され、初期コストの大幅な削減につながりました。
介護業界では、今後も人手不足の状況は続いていくと考えられます。こうした自治体からの支援をうまく活用し、対策を行っていくためにも、将来を予測し、その時に必要になるであろうツールや設備の情報を収集しておくことや全体予算や経営の有り方を考えることが不可欠です。」
補助金の採択率を高めるには「清掃時間の削減とケア業務の強化」のように、具体的かつ定量的な根拠を示すことが欠かせない。
多忙な現場職員のみでこれらに対応するのは困難なため、申請サポートから導入後の保守まで一括で任せられるパートナー選びが、結果として最短での導入につながる。
DFA Roboticsでは、申請時に必要な稼働スケジュール案の策定や、生産性向上を裏付けるための具体的な運用データの提供、導入後の運用・保守までワンストップでサポートする体制を整えている。
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間接業務の効率化、ケア業務のさらなる注力へ

清掃ロボット導入による業務効率化の波は、施設全体にさらなる好影響をもたらしつつある。
西野さま「現在は私たちがロボットの管理をしていますが、他のスタッフも機器を活用できるようにサポートし、間接業務を担える人材の多角化を推進していきたいと考えています。」
最後に、戸田さまは介護現場におけるロボット活用の意義について次のように力強く語ってくれた。
戸田さま「人材不足の環境だからこそ、人の手でなくてもよい業務は機械化していくべきです。その代わりに、直接利用者さんに関わることなど専門的なケア業務に時間をかけられるようになるのは、人と接する介護業界において重要だと考えています。」
DFA Roboticsでは、今後もあざみの里さまにおける安定した運用に向けて伴走支援を行っていく。



