清掃ロボット導入で患者送迎サービスに注力。身体的負荷だけでなく、清掃が滞らないという心理的負荷も削減
| URL | https://nishiizu.gr.jp/ |
| 住所 | 〒410-3514 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科138-2 |
| 業界 | 病院 |
| 病床数 | 78床 |
| 清掃スタッフ数 | 8名 |
| 活用シーン | 1〜3階の清掃(吸引・水拭き) |
| 月間平均清掃面積 | 11,586㎡ |
| 月間平均清掃時間 | 23時間 |
| 課題 | ・施設課は患者送迎や施設の補修業務に加え、清掃も担当しており、業務の効率化が求められていた ・病院の性質上、衛生管理の観点から水拭き清掃が必要だが、手間がかかっていた |
| 導入後の効果 | ・清掃スタッフとの作業分担により、業務の質が大幅に向上 ・ロボット稼働中に患者の個別送迎に出られるようになり、送迎サービスが手厚くなった ・患者さんからも好評、可愛らしい見た目が日々の刺激になっている |
事業発足から60年以上の歴史を有する「医療法人健育会グループ」は、主に東日本を中心に複数の医療・介護事業を展開し、助けを必要とする人々に対して様々なサービスを提供している。
今回は同グループの「西伊豆健育会病院」の施設課の外岡さまと中平さまに、清掃ロボット「PUDU CC1」導入の経緯から活用方法、導入後の変化についてお伺いした。


「PUDU CC1」稼働の様子はこちら
病院の強みとなる患者送迎サービスに注力するため、清掃ロボットを導入

中平さま「当院では施設課が院内の清掃や管理だけでなく、患者さまの送迎サービスも実施しています。
地域唯一の医療機関であり、他病院を受診するには、車で一時間以上かけて山を越えなくてはなりません。加えてご高齢の方が多く住んでいらっしゃるため、送迎サービスを重要視し、さらに強化したいと考えていました。一方で送迎サービスをはじめ他の業務に追われて、清掃が行き届いていないという課題がありました。
また、健育会グループ全体でDX化を推進していることも後押しとなり、清掃ロボットを導入し、様々な業務の効率化を図ってみようという試みでした。」
こうした背景から、西伊豆健育会さまは清掃ロボットのトライアルを開始した。しかし、当初試した他社製の乾式清掃ロボットでは、清掃能力に不足感があったと外岡さまは話す。
外岡さま「病院として清潔さを維持するためにも水拭きは必須なのですが、人の手でモップ掛けするのは負荷が大きい作業です。そのため、1台で乾拭きと水拭きまで自動化してくれる『PUDU CC1』がより効果的だと感じました。
こうした機能の違いが、圧倒的な洗浄力という結果にも現れていると思います。細かい汚れもしっかり落とせるうえ、床面に光沢がでていることから、職員もロボットの清掃力を信頼しています。」
業務効率化だけでなく「清掃が滞っていない」という安心感にも寄与

中平さま「現在は清掃担当の職員と『PUDU CC1』が協力しながら、各階を清掃しています。病室は人が清掃し、廊下など共有の床部分などを清掃ロボットが水拭きしてくれる、そんな協業体制が構築できています。
導入前は2〜3名の職員が全フロアを2〜3時間かけて清掃していたのが、床清掃をロボットに代替できたことで他の業務に時間を使えるようになり、効率化が実現できております。」
西伊豆健育会さまでは「PUDU CC1」をフル活用しており、1ヶ月あたり平均で11,586㎡を清掃している。
中平さま「以前は送迎サービスに集中している間、清掃が思うようにできていないことに関して不安感やストレスを抱いていました。
他の業務中も清掃ロボットがしっかり稼働していることは、清掃品質に対する大きな安心感につながっています。」
さらに、患者さまからもロボットについてポジティブな反響が広がっているという。
外岡さま「患者さまにもポジティブな影響が生じており、満足しています。清掃ロボットの後をついていったり話しかけたりする場面が見受けられ、良い刺激になっていると思います。」
患者さまとロボットの共存も実現されており、職員も愛着をもってくれているという。
外岡さま「ロボットの運転操作は簡単であり、清掃後のロボット自体の清掃やメンテナンスも難しくはありません。そのため、使用する職員は問題なく使いこなせています。
さらに患者さまへの影響としては、職員の余剰時間を送迎サービス拡大へと充てることで、患者さまから当院への信頼にもつながっていると思います。」
人手&時間不足の壁を、ロボット×伴走支援で突破する

外岡さま「限られた時間の中で職員が多岐にわたる業務をこなす必要があるので、清掃ロボットで床面の清掃業務を代替できたことは、大幅な効率化に役立っています。
ロボットならではの、疲れを知らず繰り返し清掃できるという特徴は高く評価しているので、今後も様々な領域を任せられればと思います。
たとえば、将来的には清掃ロボットとエレベーターの自動連携による別階への移動も試して、さらなる全自動化が実現できればと考えています。
人手不足が顕著になりつつある中で、人件費削減と業務拡大を両軸で解決できるロボットの活用は効果的だと考えています。
当院でも、引き続きDX化推進へ向けた取り組みを継続していく方針です。」
DFA Roboticsでは、今後も西伊豆病院さまにおける安定した運用に向けて伴走支援を行っていく。
▼今回ご紹介したロボット
清掃ロボット「PUDU CC1(プードゥ シーシーワン)」



