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【産後ケアホテル導入事例】マームガーデンリゾート葉山さま|清掃ロボット「PUDU CC1」
株式会マムズ
マームガーデンリゾート葉山
神奈川県横須賀市湘南国際村1-4-3
https://www.mom-garden.jp/
・導入ロボット:清掃ロボット「PUDU CC1(プードゥー シーシーワン)」1台
・カテゴリ:産後ケアホテル
・客室数:47室
・活用シーン:施設共有部分の廊下の清掃(吸引)
■課題
・4フロアの清掃にかかる時間の削減と業務効率化
・レイアウトが頻繁に変わるため、マッピングの容易さが肝となるが他社製の清掃ロボットの使い勝手が悪く、導入したもののあまり稼働させていなかった
■導入後の効果
・清掃スタッフの労働負荷削減
・客室清掃や大浴場など他の清掃業務に時間を充てられるようになり、品質向上
神奈川県にある「マームガーデンリゾート葉山」は、都内から車で1時間の場所に位置する日本最大の産後ケアホテルで、1年間に2,000組もの家族がご利用される。24時間体制のベビールームと専門スタッフが常駐しており、利用者さまは安心してお休みいただける。また、葉山の海が一望できるレストランではバランスの良い1日3食のお食事+おやつ・お夜食の計5食を提供。毎週月・木曜はアフタヌーンティーも開催している。
今回は、「マームガーデンリゾート葉山」の支配人 佐藤さまと設備担当 松永さまに清掃ロボット導入の経緯と活用方法についてお話を伺った。
家庭用掃除機、円盤型の清掃ロボットを経て、業務用清掃ロボット「PUDU CC1」を導入
佐藤さま「オープン当初は、弊社スタッフが家庭用のスティック掃除機で清掃を行っていましたが、4フロアあるため時間と労力がかかっていました。清掃ロボットを導入することで、その時間を削減できると考え、他社製の円盤型の清掃ロボットをまず導入してみました。
しかし、バッテリー持ちの悪さやマッピング※のやりづらさからあまり稼働させずに眠っている状態でした。そんなとき、グループ企業の『バリタワー大阪天王寺』が清掃ロボット『PUDU CC1』を導入したという話を受け、弊社でも導入を検討し始めました。」
※ロボットのマッピングとは、ロボットが周囲の環境を認識し、地図(マップ)を作成することで、室内のレイアウトを認識し、最適な清掃ルートを決定する
「マームガーデンリゾート葉山」は、DFA Roboticsが提携する株式会社スポーツレジャーシステムズの販売協力のもと「PUDU CC1」のデモを実施した。
室内レイアウトが頻繁に変わっても安心。走行ルート設定の容易さが導入の決め手に
佐藤さま「当施設は椅子やテーブルなどのレイアウトが頻繁に変わるため、弊社スタッフでロボットのマッピングを自由に設定できることが重要なポイントでした。『PUDU CC1』はマッピングの簡単さが決め手となり、最終的に導入に至りました。
また、吸引力の高さにも驚きました。ダストボックスにゴミがしっかり溜まっているのを見て、以前使っていたタイプとの違いを感じました。」
松永さま「我が家では家庭用のロボット掃除機を使用していますが、やはり業務用清掃ロボットはカメラとセンサー※の精度が非常に高いです。マッピングに頼り切らなくても、急に置かれた障害物を避けてくれるので安心感があります。」
※清掃ロボットはカメラで室内の障害物を映し、赤外線センサーで自動で障害物を認識し停止する
「PUDU CC1」の導入から約1年半が経過したが、稼働が最も多い月では約17,000㎡、月間平均で約10,000㎡もの面積を清掃している。
佐藤さま「床清掃の負担が減ったことで、客室や大浴場の清掃、ゴミ箱の交換、リネンの回収、テーブルや机の拭き掃除など、様々な業務に時間を充てられるようになりました。特に最近は利用者さまが増加しておりますので、スタッフの業務負荷削減に加え、細かい場所まで清掃が行き届いている状態を維持できるのは助かります。」
松永さま「スタッフは『まむお』と名前を付けてかわいがっています。お客さまの反応も良く、ロボットを見かけると指をさしたり駆け寄る姿をよく見かけます。」
清掃に留まらない!今後のロボット活用とは
松永さま「清掃ロボットに関しては、まだ使えていない“音声メッセージ機能”がありますので、例えばアフタヌーンティーのお知らせなど館内PRにも活用の幅を広げていきたいです。」
佐藤さま「清掃ロボットの運用は順調ですので、レストランで配膳ロボット活用も今後検討できたらと思います。現在はお客さま自身でお料理をテーブルに持っていくスタイルですが、テーブルまでご提供することができれば満足度の向上にもつながります。
引き続き、ロボットとスタッフの協業によって省力化とサービス品質向上を両立していきます。」
▼今回ご紹介したロボット
清掃ロボット「PUDU CC1(プードゥ シーシーワン)」
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DFAロボティクス 編集部
「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボティクスを社会実装し、世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値を向上させる未来を目指す、ロボティクスソリューションカンパニーです。2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入し、これまでに3,500台以上を全国に導入してきました。サービスロボットの最新情報や活用事例などを発信しています!
公式X:https://twitter.com/DFAroboticsInc
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