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【レストラン導入事例】レストラン若駒 錦州亭さま|ネコ型配膳ロボット「BellaBot」
関西池田記念墓地公園内レストラン
若駒 錦州亭さま
http://kinshutei.com/
・導入ロボット:ネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」1台
・カテゴリ:レストラン
・席数:130席
・スタッフ数:15名
・活用シーン:下げ膳、ランナー
■課題
・人手不足
・スタッフの高齢化、身体的負担
■導入後の効果
・まとまった量を一度に運搬し、業務効率が向上
・スタッフの疲労が減り、健康的に働けるように
「若駒 錦州亭」は、関西池田記念墓地公園内で営業しているレストラン。関西池田記念墓地公園は自然豊かで、紅葉や桜の季節にも多くの人が訪れる。大人数でも利用しやすい130席の会場では法事・法要のお席としても人気。法事や法要では団体向けの会席料理を、通常のお墓参りで訪れる方にはレストランの定食メニューを中心に提供している。人気メニューはハンバーグ定食やエビフライ定食。地元丹波ならではの物産を取りそろえたお土産コーナーも併設しており、お客様がお墓参り後にゆっくり食事やコーヒーを楽しみ、心豊かな時間を過ごせるよう工夫している。
今回は、株式会社若駒 代表取締役社長の金子さまに配膳ロボット導入の経緯や活用方法などをお伺いした。
配膳ロボットにより、ホールスタッフの業務は人を選ばない簡潔な内容に変化
お墓参りや法要で利用される錦州亭は、土日は30人ほどの人手が必要な広い店内が特徴。だが、立地や求人応募の減少から、現在は半分の人数で営業を行っているという。
お客さまにゆっくりと過ごしていただきたいという気持ちがあるものの、スタッフは慌ただしく働く時間が多かった。一人一人の業務負荷は重く、体を壊してしまうスタッフもいた中、DFA Roboticsが協業する東芝テック株式会社よりネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」の紹介を受け、テスト導入を開始した。
金子さま「錦州亭で働くスタッフは長く働いてくれている方が多いのですが、働き手が追加されることがなく、慢性的に人手不足が続いています。年々スタッフは高齢化が進んでおり、下げ膳での運搬や団体のお客さまへまとまった量のコーヒーを提供することで疲労が蓄積し、腱鞘炎を発症してしまうスタッフもおりました。
そんな時、配膳ロボットを東芝テックから紹介され、配膳ロボットを活用することでスタッフの肉体的な負担を軽減できるかもと思ったんです。営業担当と話を進めるうち、業務効率が向上しコスト削減にもつながるのでは?とも感じたため、テスト導入を決めました。」
金子さま「はじめは、配膳ロボットに関して特に深い知見はありませんでしたが、DFA Roboticsの営業担当が細かく使い方を教えてくれました。主に下げ膳での活用を検討していたところ、段差のない場所で走行できる等、基本的な操作説明を伝えられ、活用できる場所や活用方法のイメージが湧きました。テスト導入もスムーズに進めることができ、お客さまからも好評だったため、本導入を決めたんです。」
ネコ型配膳ロボット「BellaBot」のスムーズな走行性により、下げ物を洗い場まで持っていくことも簡単。スタッフが何往復も歩いてバッシングを行っていた頃よりも、あきらかに疲労が減り、健康的に働けるようになったことで、錦州亭は同月中に本導入を決定した。
人とロボットが共生し、働く人が活きる職場へ
本導入後は配膳ロボットを下げ膳サポートとして活用し、スタッフはお客さまと触れ合う時間の多い接客、配膳をメインで行うように。ロボットと人の役割分担で、業務効率を向上させた。
金子さま「配膳ロボットを導入してから、スタッフの作業工数が改善され、一人一人の作業負担が軽くなりました。配膳、下げ膳による身体的負荷は一部解消され、スタッフからは腱鞘炎で悩むことも少なくなったと報告されています。
また、最近は配膳でもロボットを活用しています。これまで20名様程度の団体のお客様へコーヒーをお出しするために、スタッフが何往復も急いでホールを行き来するか、大人数でテーブルまで伺っていました。それだけで時間がかかってしまいますし、お客さまも飲み始める時間が異なってしまっていましたが、配膳ロボットを活用することで、1度に20杯のコーヒーを全て提供できるようになったんです。
ロボットと人間で役割分担することで、スタッフがより接客・サービスの提供に集中できる環境が整いました。
さらに、お客様が配膳ロボットを見かけるたび「ロボットで運んでほしい」というリクエストをいただくほど愛されております。想像していた以上にお客さまに喜んでいただけたのは予想外でした。
スタッフも年齢問わず配膳ロボットを使いこなす姿が見られます。今後も枠に囚われず、さまざまな形で活用していきたいです。」
▼今回ご紹介したロボットはこちら
「BellaBot(ベラボット)」
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DFAロボティクス 編集部
「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボティクスを社会実装し、世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値を向上させる未来を目指す、ロボティクスソリューションカンパニーです。2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入し、これまでに3,500台以上を全国に導入してきました。サービスロボットの最新情報や活用事例などを発信しています!
公式X:https://twitter.com/DFAroboticsInc
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