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【和食屋導入事例】海鮮御飯処 陣笠さま|下げ膳ロボット「KEENON T9 Pro」のキービジュアル

【和食屋導入事例】海鮮御飯処 陣笠さま|下げ膳ロボット「KEENON T9 Pro」

株式会社陣笠
海鮮御飯処 陣笠さま
石川県野々市市本町6-14-51
https://www.pipuru.jp/detail/index_321.html

・導入ロボット:下げ膳ロボット「KEENON T9 Pro」1台
・カテゴリ:和食料理屋
・席数:100席
・スタッフ数:平日 昼5名 / 夜 3名、土日 昼・夜それぞれ 6名ずつ
・活用シーン:食べ終わったお膳を洗い場まで下げる

■課題
・重いお膳を何往復も運ぶ身体的負荷の高い仕事を減らしたい
・現状は採用に困っていないが、今後の高齢化に備えておきたい

■導入後の効果
・現場スタッフからは身体が楽になったと好評の声
・バッシングスピードが上がったことで、席回転率にも良い効果
・閉店後の片付け作業も早く終わることで残業時間削減に

石川県野々市にある陣笠は、海鮮をメインとしたお手頃かつボリューミーな食事が楽しめる和食料理店。おひとり様から、ファミリー層まで幅広いお客さまに支持されている。

今回は株式会社陣笠の代表取締役 溝部さまに、下げ膳ロボット導入の経緯や活用方法などについてお話を伺った。

デモ実施前は半信半疑、それでもロボットを導入した理由とは

KEENON T9 Pro 稼働の様子はこちら


溝部さま「配膳ロボットの存在自体は知っていましたが、展示会で紹介いただいたことで、具体的に興味を持ちました。ただ、陣笠は和食を提供するお店ですので、雰囲気にロボットが馴染むかどうか、また、高齢のお客さまに受け入れられるかなど、最初は半信半疑でした。」

半信半疑のなか、食べ終わったお膳を下げるバッシング用途でデモをスタート。当初は「PuduBot 2」を試したが、通路幅の都合上、より狭い通路を走行可能な「KEENON T9 Pro」に変更した。

最小通過幅の違い:PuduBot 2…75cm、KEENON T9 Pro…70cm

溝部さま「実際に使ってみると、現場からは“とても身体が楽になった!”という声が挙がり好評でした。

当店はファミリー層や夫婦のお客さまが多いので、一卓あたりお膳が2〜3つになりますが、お皿が陶器で重いこともあり、スタッフは1つしかお膳を運ぶことができず、2〜3往復していました。それがKEENON T9 Proであれば一度に3つまでお膳が運べるので効率的です。

特にピークの平日のランチタイムは、ロボット導入によってスタッフの身体的負荷が削減できたと感じます。」

負荷削減だけじゃない!席回転率・コスト削減にも効果が

当初懸念していた高齢のお客さまのロボットに対する反応についても溝部さまに伺った。

溝部さま「高齢のお客さまも意外にも受け入れてくださり、温かい目でロボットをご覧になっています。配膳ロボットというとネコ型のタイプが有名ですが、キャラクター性が強いので、当店の雰囲気にはT9 Proのシンプルなデザイン性がフィットしていると思います。

これから春の行楽シーズンで繁忙期になるので、T9 Proがより活躍してくれると期待しています。

スタッフの重労働が減っただけではなく、バッシングのスピードが上がったことで繁忙期には席回転率にも効いてくるのではないかと。また、閉店後に一気にお客さまが帰られた後、スタッフ一人でも効率的に片付けができることで、残業時間が減りコスト削減にも効果があると思います。

人手不足・高齢化を見据え、DX推進で働きやすい環境づくりを

溝部さま「実は、店舗の近くに大学があることで学生アルバイトの採用には困っていなかったんです。ただ、主婦層の方の採用には困り始めていたことと、今後を考えると高齢化が進み、人手不足も予想されます。

当店のような高齢のお客さまが多いお店は、接客するスタッフも落ち着いた年齢のほうが好まれる傾向もあり、いかに身体的な負荷を減らせるかが重要です。

ロボットのようなDXツールを導入することで、会社として姿勢を示すことにもつながります。

人件費がますます上がっていくなかで、人でなくてもよい間接業務は減らし、働く時間を最適化してコストを抑えたいと考えています。今後はバッシングに限らず、清掃などの“間接業務”を自動化していきたいと考えています。」

▼今回ご紹介したロボット
下げ膳ロボット「KEENON T9 Pro(キーノン ティーナイン プロ)

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DFAロボティクス 編集部

「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボティクスを社会実装し、世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値を向上させる未来を目指す、ロボティクスソリューションカンパニーです。2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入し、これまでに3,500台以上を全国に導入してきました。サービスロボットの最新情報や活用事例などを発信しています!
公式X:https://twitter.com/DFAroboticsInc

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