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【障害者支援施設導入事例】にじいろさま|清掃ロボット「PUDU CC1」のキービジュアル

【障害者支援施設導入事例】にじいろさま|清掃ロボット「PUDU CC1」

社会福祉法人大空の会
障害者支援施設にじいろさま
長崎県佐世保市大潟町50番地1
http://niji-iro.or.jp/

・導入ロボット:1台4役の清掃ロボット「PUDU CC1(プードゥ シーシーワン)」1台
・カテゴリ:障害者支援施設
・入居者数:120名(短期5名)
・清掃スタッフ数:2名
・利用シーン:施設共有部分の廊下やリハビリ室、共有スペースの清掃(吸引・水拭き)
・月間平均清掃面積:16,694㎡
・月間平均清掃時間:45時間

■課題
・ケア業務で手一杯のため、清掃に十分に時間を割けない状況
・4階建で200近くの居室を抱えるなか、限られた人員で効率的な清掃業務を実施したい

■導入後の効果
・介護スタッフの負荷削減
・人の手による清掃以上に綺麗になっている
・かわいらしい見た目と安全性の高い稼働で、利用者さまとの共存を実現

事業発足から50年以上の歴史を有する「社会福祉法人大空の会」は、長崎県内で複数の障害者支援事業を展開し、身体上の障害のために介護が必要な方々に対して様々なサービスを提供している。

今回は社会福祉法人大空の会「障害者支援施設にじいろ」の岳本さまに、清掃ロボット「PUDU CC1」導入の経緯から活用方法、導入後の変化についてお伺いした。

「人の清掃より綺麗になった」 現場スタッフを驚かせた、圧倒的な水拭き性能

岳本さま「福祉の分野は人材不足が慢性化しており、現場は毎日バタバタしている状況が続いています。職員の負担軽減や効率化を目的に、インカムやリフトなど、これまで“現場”の課題解決を中心とするツールをいくつか導入してきました。

ある程度充足してきたところで、次にどこを改善できるか考えた時に、ケア業務で手一杯で利用者さまの居室が十分に清掃できていないという課題が浮上しました。

当施設は4階建で約200近くもの居室がありますので、現場の介護スタッフの負荷削減と清掃品質の向上を目指して、清掃ロボットの導入を検討し始めました。」

「障害者支援施設にじいろ」さまでは、以前に小型の円盤型タイプのロボット掃除機を試したことがあったと岳本さまは話す。

岳本さま「小型タイプを夜間に動かしたところ、居室の中まで入ってしまったりと現場スタッフからはうまく使えなくて困るという声も上がりました。一方で机など下に潜り込んで清掃するのは得意なので、やみくもに諦めてしまうのではなく、使う場所や時間帯を選ぶことでうまく活用できると実感しました。

『PUDU CC1』は小型タイプと用途が異なるため、広い廊下やスペースを清掃するのに適しています。特に水拭き機能は重宝していて、スタッフからは人の手でモップ掛けしていた時よりもはるかに綺麗な状態を保つことができるようになったと、報告を受けました。」


平日は人と協働、夜間は自動運転。フル活用するにじいろ流運用術


岳本さま「導入前に、比較的利用者さまが穏やかなフロアで1週間トライアルを実施しました。その結果、問題がないことを確認したため、現在は利用者さまがいる場所含め全フロアで運用しています。」

「障害者支援施設にじいろ」さまでは「PUDU CC1」を、きめ細かいスケジュール管理のもと、多層的に活用しており、1日あたり平均576㎡のエリア(テニスコート約3面分)を清掃している。

岳本さま「平日は清掃スタッフが13時に出勤するタイミングでロボットも清掃を開始し、フロアを一緒に移動する形で17時まで清掃しています。清掃スタッフは居室や細かい場所を、ロボットは主に廊下や共有スペースの清掃を行っています。

人がいなくなる夜の時間帯は、スケジュール機能を活用し、1階の廊下を自動で毎日19時から清掃する設定にしています。

週末は大会議室、体育館、リハビリ室など、平日の利用者活動と重ならない場所を計画的に清掃しています。」


ジャズを流して優雅に働く「にじちゃん」利用者さまとも安全に共存

Instagramでも清掃ロボット“にじちゃん”を紹介

導入前の最大の懸念は、重度の障害を持つ利用者さまとの共存であった。実運用の中で、その懸念は完全に払拭されている。

岳本さま「正直なところ、導入前は本当に問題が起きないのか心配でしたが、実際に導入してみると、利用者さまとのトラブルに関して一度も報告されていません。衝突や事故はなく、安全に稼働できています。

利用者さまも職員もすんなりと受け入れて、むしろ親しみを持ってくれています。試用期間から利用者さまが『にじちゃん』と愛称で呼んでいて、その呼び方が今は定着しています。

走行中のBGMはジャズを流すように設定しており、優雅に清掃している様子が自然と施設に溶け込んでいます。無機質な音で動く機械ではなく、親しみやすい外見のロボットが動いているので、利用者さんも温かく見守ってくれているのだと感じます。」


福祉の現場とロボットが手を取り合う未来のカタチ

岳本さま「2040年問題で人材不足がさらに加速していくと考えられます。それに伴い、ロボット導入の必要性はますます高まっていくと思います。

我々が一番懸念していた、行動障害を持つ利用者さまとロボットの共存という点が、問題なく活用できて、思った以上にうまく使えているのが最大のポイントです。

加えて、清掃品質の向上は実感できますし、髪の毛や目に見えないゴミもロボットの方がしっかり取れています。

人間が何度も往復して清掃するのに比べて、ロボットは一定のペースで継続的に清掃できるため、結果として手作業より綺麗になるというのが実感です。」

「PUDU CC1」は単なる清掃機器ではなく、スタッフの負担軽減、清潔度の向上、そして人とロボットの共存空間の醸成など、多面的な価値を生み出す存在となった。

DFA Roboticsでは、今後もにじいろさまにおける安定した運用に向けて伴走支援を行っていく。


▼今回ご紹介したロボット
清掃ロボット「PUDU CC1(プードゥ シーシーワン)

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DFAロボティクス 編集部

「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボティクスを社会実装し、世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値を向上させる未来を目指す、ロボティクスソリューションカンパニーです。2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入し、これまでに3,500台以上を全国に導入してきました。サービスロボットの最新情報や活用事例などを発信しています!
公式X:https://twitter.com/DFAroboticsInc

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