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アルバイトが初日から“即戦力”!
店舗DXにより、スタッフ一人一人が活きるオペレーション構築に成功のキービジュアル

アルバイトが初日から“即戦力”!
店舗DXにより、スタッフ一人一人が活きるオペレーション構築に成功

静岡県浜松市に店を構えるはままつ地ビールレストラン マイン・シュロスは、市内でも有数の出来立ての地ビールが飲めるレストラン。配膳ロボットに興味を持った事がきっかけで、ネコ型配膳ロボット「Bella Bot(ベラボット)」2台の導入を決定した。DFAは、提携する東芝テックのサポートを受けながら設置・導入を担当。結果、配膳ロボットはエンターテイメントとして活用されるだけでなく、新人教育の時間を削減し働くスタッフ一人一人が“即戦力”になるオペレーション構築にも寄与した。

【お話を伺った方】
浜松倉庫株式会社レストラン事業部
はままつ地ビールレストラン マイン・シュロス
支配人 宮津義之様(以下、「宮津様」)

【導入店舗】
はままつ地ビールレストラン マイン・シュロス
https://www.meinschloss.jp/

出来立てのビールをその場で飲める、浜松一の“地ビールレストラン”。
小旅行気分で食事を楽しむことができるとお客様から好評の店内は、食器もドイツ製のものを使用。ビールを一番おいしい状態で飲んでもらえるよう、館内の湿度と温度を同時にコントロールするデシカント空調機を使用し、ドイツの気候を再現するなど、お客様に喜ばれる店舗作りを進めている。

配膳ロボットにより、ホールスタッフの業務は人を選ばない簡潔な内容に変化

こだわりの地ビールを求める40代サラリーマンで賑わう同店。
導入前、ホールスタッフはビールなど飲み物の他にも細かく注文される一品料理を配膳し、バッシング、その後は次のお客様のご案内...と日々忙しく働いていた。

(宮津様)「当店は人手不足にはそこまで困っていなかったんです。ただ、忙しい時間はどうしても配膳下げ膳に時間がかかるので、ピークタイムでも席の回転率を上げられたら良いなと思っていました。そんな時、DFA Roboticsから配膳ロボットについて声をかけられました。元々、配膳ロボットに興味はあったものの、導入する事で起こるメリットは分かっていなかったです。ただ、DFA Roboticsの営業と打ち合わせする中で、導入することでスタッフ一人当たりの仕事量の軽減が可能だと聞いて、将来的にどこまで仕事量と人数を削減できるのか、これをテスト導入で試したいと思い、設置を依頼することにしました。」

2022年6月、DFA Roboticsは、提携する東芝テック株式会社とともに、ネコ型配膳ロボット「Bella Bot(ベラボット)」のテスト導入・設置を進めた。


料理の配膳をロボットに任せ、スタッフが入社初日から働きやすい環境へ

テスト導入では、下げ膳メインでの活用を想定。よりバッシング時間の削減を重視したオペレーションを試すことにした。
結果、1度に4段の大容量トレイにより、これまでスタッフがトレイで下げていた量を遥かに超える量のバッシングが一度に可能に。席の回転率を向上したのはもちろん、これまでバッシングのたびに長時間拘束されていたスタッフにも余裕ができ、他の卓への料理提供やお声がけまでできるようになり、2022年9月に本導入を決定した。
本導入後、「配膳ロボットで運んで欲しい」といったお声をお客様からいただくことが増え、現在は下げ膳でも活用しつつ、配膳での活用をメインに行っている。

(宮津様)「テスト導入中から、アルバイトスタッフ達も積極的に配膳ロボットを活用してくれていました。見た目に愛嬌があるので、みんな触ってみたかったのかもしれません。
それはお客様も同様で、配膳ロボットが通るたび、目が釘付けになってロボットに向けて手を振ったり。すぐに当店の人気者になりました。
そこで、お客様が帰られた後の下げ膳だけでなく、お客様が直近でロボットと触れ合えるよう、お飲み物以外の料理提供もロボットでやってみよう、ということで、配膳も任せることになりました。」

料理は調理スタッフが直接「Bella Bot」に乗せテーブルまで持っていくオペレーションに変更


(宮津様)「料理提供用として導入してから、私たちスタッフの働き方がガラッと変わりました。私たち社員は、これまで料理提供やお声がけについて新人スタッフへの教育をじっくり時間をかけて行っていました。
それが配膳ロボットが来てからは、テーブル番号を覚えれば基本的な卓への配膳が可能に。人でしか対応できない業務だけを絞って教えることで、教育に費やす時間を大幅に削減することに成功!
結果、飲食での勤務経験がなくとも、新人スタッフが初日から働きやすい・即戦力となる環境を実現しました。」


店舗オリジナルの機体ラッピングで配膳ロボットがお客様にも愛される仕組み作り

マイン・シュロスは、お客様とのコミュニケーション作りや店舗のオリジナリティをだすために機体のラッピングにこだわっている。
シーズンに合わせ、サンタとトナカイをイメージしたラッピングや大河ドラマモチーフの武士風ラッピング、スタッフと同じ制服風など、お客様がついつい話の種にするような独自の取り組みだ。

(宮津様)「“お客様は配膳ロボットにどんな反応をしてくださるだろう”と考えていると、ラッピングのデザインを考えるのがとても楽しいんです。元々支配人としてSNSも活用していたため、ソーシャルトレンドに合わせて“次はこんなモチーフで作ってみよう”とあれこれ考え制作しています。
この施策を通して、2023年はスポーツチームとのコラボラッピングも計画中。地元のお客様に愛される店舗作りはもちろん、ネコ型配膳ロボット「Bella Bot(ベラボット)」と一緒に、当店の魅力を全国に発信していきたいです!」

ABOUT THE AUTHOR /
DFAロボティクス 編集部


株式会社DFA Roboticsは、「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボットによる世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値向上を目指す企業で、情報を発信しています!
2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入し、約1年で3,250台以上を全国に導入主要取扱製品は、ネコ型配膳ロボット、配膳/下げ膳/搬送の自律走行ロボットになります。豊富な設置・導入の知見とアフターサポート力やデジタル化・DX化の推進が特徴です。また配送ロボット、自動搬送の活用を目指した実証実験、導入サポート、販売なども行っており、社会問題を解決すべく世界のロボティックスを活用し未踏領域への挑戦をします。
公式X:https://twitter.com/DFAroboticsInc


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