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サービスの質を問われやすいゴルフ場内レストランで人材不足を解消
株式会社信和サンスポーツ 大分竹中カントリークラブ様
365日、たくさんの方が来店されるゴルフ場内レストラン。お客様は変わらず来店するのに、店舗運営のために必要なシフト人数は1年以上下回り続けていたという。
BellaBot(ベラボット)を導入し、なんとか従業員1人分をカバー。
しかし、DFAの営業担当はそれだけでは終わらせなかった。
【お店紹介】
大分竹中カントリークラブ
大分市大字竹中にあるゴルフ場。今回は場内にあるレストランに配膳ロボットを導入した。定番メニューはもちろん、地元の名物であるとり天定食や姫にんにくを活用したメニューなど豊富にそろえている。開業当初から提供している本格的な中華料理の名物のひとつ。
高いご要望にこたえるだけでなく、店長としての「ゆとり」が生まれた
同社はゴルフ場特有の立地もあり、1年以上採用に苦戦。
新聞、織り込みチラシ、HW、ネット媒体など様々な採用活動を行なったがなものにお金をかけるもなかなか集まることがなく、採用できたと思ったら早期離職で結局穴が埋まらない、という状況が長く続いていた。
サービスの品質はどの席にも同等に求められるが、カバーするためには従業員数の下限を下回らずに店舗運営を行うことが不可欠だった。
“ゴルフ場利用のお客様は丁寧な接客含め、高いご要望も多いのが特徴です。以前のようにシフトも回せない人数では、そのようなご要望にお答えすることも、先回りしてよりよいサービスプランを計画する時間さえもありませんでした。
各種採用媒体を使って採用活動は行っていたものの、時給をあげても採用ができないという時期が続き、このままではいけないということで配膳ロボットの導入を決意しました。”
店舗運営の人数はそのまま、サービスの質を担保
“利用されるお客様にはご年配の方も多く、操作が難しいと言う方もいらっしゃいました。ですが、BellaBot(ベラボット)を導入したことで従業員一人当たりの時間ができ、お客様に合わせて人の手で運ぶこともできるように。少ない人数でも従来の接客が行えました。”
従業員の中にも、はじめは操作が苦手だったメンバーはいたが、使い続けることで慣れ、使用頻度も自然と向上。
スマホと同じような感覚ですぐに操作ができたことで、不安感は消えていったという。
“特に、パーティルームでの大量オーダー・大量配膳は、これまで長い時間お待たせしてしまったり、注文の抜け漏れが発生していました。
お客様のプレーに支障をきたさないような素早い接客が求められる店舗のため、BellaBot(ベラボット)によって効率よく、また注文の抜けもれなく対応ができるようになったのは大きかったです。
時間の余裕ができ、「人でないとできない接客」が可能になったことで、お客様のご要望に対してしっかりお応えもできています。”
DFA営業担当が設置・導入後の活用方法を模索
今回特筆すべきは、この設置・導入後の営業担当の動き方だった。
担当は「設置したから終わり」ではなく、導入後何度も店舗に足を運び、その度に従業員から使い勝手やオペレーションの変化についてヒアリングを行った。
その結果、お客様も含めてロボットフレンドリーな店舗へと変化したのだ。
“導入直後はBellaBot(ベラボット)を使えてはいるものの、設置した日にレクチャーを受けた基本的な配膳オペレーションのみでしか利用できていなかったです。むしろそれ以外の使い方の応用も想像できなかったので。
ですが、DFAの営業担当さんは導入後に頻繁に様子を見に来てくださり、「ここに時間がかかる」「この動き方がオペレーションに合わない」などの細かい意見を吸い上げてくれました。
結果、それまでキッチンから料理を受け取りBellaBot(ベラボット)に乗せるという流れだったのですが、現在はキッチン側従業員がそのまま乗せてテーブルを指定する、というオペレーションに。
ホールスタッフが少ない場面でも、よりお客様をお待たせせずに提供できるようになりました。”
営業担当のロボットフレンドリーな店舗づくり提案によって、それまでキッチンとホールの間にあった段差をなくしBellaBot(ベラボット)が通れるよう店舗レイアウトを変更。
バッシングもそのまま洗い場へ持っていけるようになったことで、オペレーションのバリエーションが増加した。
“オペレーションを改善してからふと、「この店で初めて、自分がちゃんと店長の仕事ができている」と気づいたんです。
これまでサービス提供に当てていた時間がなくなったことで「ゆとり」が生まれ、管理者として一層視野を広げることができました。
お客様に対してのサービスプランも計画できるようになり、お客様に対して先回りしたサービス提供ができるように。
BellaBot(ベラボット)を導入しさまざまな提案をしてもらったことで、これまで以上にお客様に愛されるレストランへと進化していけることが嬉しいです。”
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DFAロボティクス 編集部
株式会社DFA Roboticsは、「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボットによる世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値向上を目指す企業で、情報を発信しています!
2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入し、約1年で3,250台以上を全国に導入。主要取扱製品は、ネコ型配膳ロボット、配膳/下げ膳/搬送の自律走行ロボットになります。豊富な設置・導入の知見とアフターサポート力やデジタル化・DX化の推進が特徴です。また配送ロボット、自動搬送の活用を目指した実証実験、導入サポート、販売なども行っており、社会問題を解決すべく世界のロボティックスを活用し未踏領域への挑戦をします。
公式X:https://twitter.com/DFAroboticsInc
ベラちゃんが飼い主さんのお店で立ち止まっていたら……
— ネコ型配膳ロボットのベラボット (@DFAroboticsInc) May 4, 2023
お耳の色をチェックしてみてにゃ😽😽
いつもは青いお耳が黄色い時は、コートや荷物を障害物と検知して動けなくなっているかも😭💦
赤い耳は迷子でパニック😵💫😵💫なので、飼い主さんを呼んでにゃ〜😢#ベラちゃんの豆知識 #DFAのBellaBot pic.twitter.com/C4IiU5Pw76