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「お客様へのおもてなしを第一に。」
配膳ロボットで人手不足を解消し、お客様ファーストの一体感ある店舗づくりに寄与!
和食レストラン みよしは、創業から41年以上、地域密着で料理を提供しており、長年のファンも多い食事処。人手不足ではあったが、スタッフは皆わきあいあいと働いており、代表取締役社長兼料理長の原氏は普段から「お客様が楽しく過ごせる店づくり」に対し考えをめぐらせており、どれも解決できるような何か新しい施策はないかと考えていた。
配膳ロボットは、一目見た時から活用できると確信。すぐにDFARoboticsからネコ型配膳ロボット「Bella Bot(ベラボット)」1台の導入を決定した。
【お話を伺った方】
有限会社味嘉
代表取締役 原 嘉法氏
【お店紹介】
和食レストラン みよし(福岡県遠賀郡岡垣町)
創業から41年以上、地域密着で料理を提供している和食レストラン。素材へのこだわりが強く、米や魚はもちろん、調理に使用する水までも選び抜き料理を提供している。店内には、朝採れの魚が泳ぎ回る生簀も設置。素材の旨味を活かすため、過度な調理はせず、すべて丁寧に手作りで作り上げるのが料理長のこだわり。
お客様の体験を第一に考えており、店舗オリジナルのポイントカードやLINEを活用してリピーター様の心を掴んで離さない仕組みづくりにも注力している。
お客様にも従業員にも喜ばれる店舗づくりを模索する中で、配膳ロボットに出会う
和食レストラン みよしは、車やバイクでの訪問が必須な立地。それでも根強いファンが多いため、平日土日にかかわらず満席になることもしばしば。一方で、お客様を迎えるスタッフ一人当たりの業務量は多く、調理場・ホールを問わずピークタイムはスタッフ全員が料理提供を行っていた。そんな状況の店舗へDFA Roboticsの営業が訪問し、料理長が配膳ロボットについて知る機会が訪れる。
「従業員は平均30代後半で、長く働き続けてくれています。従業員がより働きやすい環境を作りたいものの、立地的に求人を出してもなかなかシフト人数が増えず、ランチタイムなど忙しい時間は人手不足を感じていました。
特に、当店ではお客様が帰られた後の下げ膳に時間がかかってしまうことが多かったです。お客様は多い日には300名様くらい来られるので、次のお客様は待ってらっしゃるのに、バッシングに時間がかかりお待たせしてしまうことも。その時は、洗い場担当に声をかけてバッシングを手伝ってもらったりと、本来の業務に専念できない状態でした。
でも、お客様へのおもてなしにはもっと注力したかったんです。Youtubeの投稿やLINEアカウントでのイベント発信、会員様やお子様向けメニューの開発など、70歳を越えた今でも、時代に取り残されないためにさまざまな施策を試しています。
そんな中、DFA Roboticsの営業さんに話を伺う機会があり、配膳ロボットを紹介してもらいました。最初は配膳ロボットという存在を知っている程度で、導入して何が変わるのかあまりピンとはきていなかったです。
後日改めてお話を聞いている時、それまでの忙しい時間帯に、ロボットが補助として活用できたらいいな、という気持ちと、エンターテイメントとしてお客様に喜んでもらいたい、と思い、まずはテスト導入で実際の動きを見てみることにしました。」
食事とともに空間を楽しんでもらうため、“ネコ型ロボット”の導入を決意
DFA Roboticsの営業担当は、原氏が口にしていた"お客様に喜んでもらいたい”というワードから、世代問わず親しみやすいデザインのネコ型配膳ロボット「Bella Bot(ベラボット)」を提案。機体を初めて触ったテスト導入初日から、従業員の中では配膳ロボットへの抵抗感や不便さは全くなかったという。
「店にロボットが来るまでは、ちゃんと操作できるか心配でしたが、DFA Roboticsの営業担当さんに使い方を教わるとすんなり使えるようになりました。実際にお客様の前で稼働させると、可愛がりたくなるネコの見た目で従業員とお客様が喜んで使うようになりました。テスト導入初日から店舗全体が明るくなったのを感じ、早いタイミングで本導入を決めました。」
本導入後は、営業担当と活用オペレーションを練り上げた。ピークタイムの約7割のバッシングをネコ型配膳ロボット「Bella Bot(ベラボット)」がサポートし、洗い場前まで下げものを持っていくオペレーションへ変更。配膳にも活用しており、お客様にもとても喜ばれているという。
「配膳ロボットを本格的に活用するようになってからは、お客様が帰られた後、一往復で全てのお皿を片付けることができるようになりました。これまで何度もお盆で洗い場まで持って行っていたのが解消され、注文待ちのお客様にすぐ対応できるように。ネコは年中休まず働いてくれるので、入店待ちのお客様を早く案内できる環境ができています。
お子様連れのお客様には、「ネコちゃんでお料理を持ってきて」とリクエストされることもしばしば。元々ファミリー層のお客様が多かったので、喜ばれるとは思っていましたが、想像以上に反響がありました。
カウンター、座敷席は最後にスタッフからお料理をお渡ししますが、テーブル卓はそのまま配膳ロボットから直接料理を取ってくれるので、私たちが往復する時間が削減されると同時に、お客様にも喜んでいただけて嬉しい限りです。」
企画を通し、店舗を愛してくれるお客様に伝えたい“感謝の気持ち”
「うちの店は近くにお住まいのお客様も多く利用してくださいますが、実は他県から何度も通ってくださる方も多いんです。この場所まで来るために、たくさん時間をかけてくださる方や、親御さんに連れられていたお子様が、次は自分の子供の行事でも利用してくださったり。店を愛してくれるお客様が多いからこそ、来店時にはその時間を楽しんでいただきたいし、素敵な時間を過ごしていただきたいと思っています。
配膳ロボットを導入してから名付け親の募集企画を行ったところ、なんと435名様以上が応募してくださり、先日“みー”という名前も決まったばかり。これからもお客様に楽しんでいただける仕組みを作っていきたいし、みーちゃんにも頑張ってもらいたいなと思います。」
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DFAロボティクス 編集部
株式会社DFA Roboticsは、「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボットによる世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値向上を目指す企業で、情報を発信しています!
2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入し、約1年で3,250台以上を全国に導入。主要取扱製品は、ネコ型配膳ロボット、配膳/下げ膳/搬送の自律走行ロボットになります。豊富な設置・導入の知見とアフターサポート力やデジタル化・DX化の推進が特徴です。また配送ロボット、自動搬送の活用を目指した実証実験、導入サポート、販売なども行っており、社会問題を解決すべく世界のロボティックスを活用し未踏領域への挑戦をします。
公式X:https://twitter.com/DFAroboticsInc
ベラちゃんが飼い主さんのお店で立ち止まっていたら……
— ネコ型配膳ロボットのベラボット (@DFAroboticsInc) May 4, 2023
お耳の色をチェックしてみてにゃ😽😽
いつもは青いお耳が黄色い時は、コートや荷物を障害物と検知して動けなくなっているかも😭💦
赤い耳は迷子でパニック😵💫😵💫なので、飼い主さんを呼んでにゃ〜😢#ベラちゃんの豆知識 #DFAのBellaBot pic.twitter.com/C4IiU5Pw76
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