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スーパーの清掃、7割が「人手では限界」と悲鳴。毎日1時間の品質チェックも効果薄、売り場のキレイを揺るがす”属人化”の実態とは?〜24時間働く"新人"、清掃ロボット導入検討派が約4割も〜
配膳・清掃・搬送ロボットで、あらゆる業界のDXを推進する株式会社DFA Robotics(本社:東京都港区、代表取締役社長:松林 大悟)は、清掃を外部委託しているスーパーマーケットの店長・運営責任者・副店長・店長代理107名を対象にアンケート調査を実施しました。
調査結果と共にスーパーマーケット運営の実態および清掃ロボット導入について「スーパーマーケットにおける清掃品質管理に関する意識調査レポート」を発表したことをお知らせいたします。
スーパーマーケット業界では、人手不足や清掃品質の維持が深刻な課題となっています。清掃業務の外部委託が進む一方で、管理者側には品質チェックや確認作業の負担が増大しており、その実態は十分に明らかにされていません。
そこでDFA Roboticsは、清掃を外部委託している店舗の管理実態と課題について調査を実施いたしました。本プレスリリースでは、調査内容の一部を掲載しています。調査結果全文をご覧になりたい方は、下記よりダウンロードください。
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■主な調査結果
- 01|清掃品質管理で「定期的な巡回チェック」「チェックリスト」を実施するも4割以上が「負担が大きい」と回答
- 02|7割以上が人手による清掃品質の維持に「限界を感じる」、最大の課題は「属人化」(57.9%)
- 03|課題を踏まえ、約4割が清掃ロボット導入を前向きに検討
■調査資料はこんな方におすすめ
- 清掃品質のバラつきが課題と感じている店舗管理者の方
- 清掃管理に時間を取られすぎているとお悩みの店舗運営者の方
- 人手不足で清掃品質の維持が困難とお考えの経営者の方
<全設問は下記の通りです>
- Q1:あなたの店舗では、清掃品質を管理するためにどのような取り組みを実施していますか。(複数回答)
- Q2:Q1で回答した取り組みの中で、最も効果的だと感じている方法を教えてください。
- Q3:清掃品質を管理する側として、負担はどのくらいありますか。
- Q4:過去に試したが、期待した効果が得られなかった清掃品質管理の取り組みはありますか。(複数回答)
- Q5:清掃で特に品質管理が難しいと感じる場所はどこですか。(複数回答)
- Q6:清掃品質のチェック・確認作業に、1日あたりどのくらいの時間を費やしていますか。
- Q7:人手による清掃では、品質を一定に保つことに限界を感じていますか。
- Q8:店舗の清掃業務において、人手による対応の限界を感じている点を教えてください。(複数回答)
- Q9:人手による清掃の課題を踏まえ、清掃ロボットの導入についてどのようにお考えですか。
- Q10:清掃ロボット導入で期待する効果を教えてください。(複数回答)
調査結果全文をご覧になりたい方は、下記よりダウンロードください。
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※以下に、調査結果の一部を公開いたします。
■地道な努力の裏で増大する管理負担。約7割が「巡回」「チェックリスト」を実施
「自身の店舗における清掃品質を管理するための取り組み」についての質問に対し、「定期的な巡回チェック」が69.2%、「チェックリストによる確認」が上位を占め、多くの管理者が自身の目や手を使って品質維持に努めている実態が明らかになりました。
しかし、これらの取り組みに対し、4割以上の方が「負担を感じる」と回答しており、日々の努力が現場の疲弊に繋がっている構造が浮き彫りになりました。
■7割以上が人手による清掃品質の維持に「限界を感じる」
「人手による清掃では、品質を一定に保つことに限界を感じているか」という質問に対し、「非常に感じる」が16.8%、「やや感じる」が54.2%で、実に71.0%が限界を感じていると回答。多くの管理者が、人に依存した清掃体制に課題を感じていることが鮮明になりました。
その最大の要因として挙げられたのが、「スタッフによる品質のバラつき(属人化)」(57.9%)です。次いで「繁忙期の清掃実施」(48.7%)、「深夜・早朝の人員確保」(32.9%)となっており、特に作業が集中し、かつ人手が集まりにくい時間帯の店舗運営に苦労している様子がうかがえます。
■課題を踏まえ、約4割が清掃ロボット導入を前向きに検討
これらの課題に対し、新たな解決策として「清掃ロボット」に期待が寄せられています。「清掃ロボットの導入」について尋ねたところ、「積極的に検討したい」(6.5%)、「前向きに検討したい」(31.8%)を合わせ、約4割(38.3%)が導入に前向きな姿勢を示しました。人に依存しない、安定した品質を提供できるロボット活用が、現実的な選択肢として捉えられ始めています。
■総括
今回の調査で、多くのスーパーマーケットがチェックリストや巡回といった地道な努力で清掃品質を維持しようとしながらも、それがかえって管理者の負担を増大させているという事実が明らかになりました。
スタッフのスキルや意識に左右される「品質のバラつき(属人化)」という課題の解決には至らず、7割以上の管理者が「人手での品質維持は限界」と感じています。特に、売り場の顔ともいえる「床の清掃」や、人手が集まらない「深夜・早朝」のオペレーションは、個々の店舗の努力だけでは乗り越えがたい課題となっています。
このような状況下で、約4割もの方が清掃ロボットの導入に前向きな姿勢を示したことは、業界が新たなフェーズへと向かっていることの表れと言えるでしょう。
24時間365日、安定した品質を提供する清掃ロボットは、有効な一手となり得ます。
本調査では、ここで公表した結果以外にも、過去に試したが期待した効果が得られなかった清掃品質管理の取り組みや、清掃で特に品質管理が難しいと感じる場所の詳細分析など、多角的な調査を行いました。
ぜひ調査レポート全文をご覧いただき、今後の店舗運営の参考にご活用ください。
調査結果全文をご覧になりたい方は、下記よりダウンロードください。
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■調査概要
- 調査名称:スーパーマーケットにおける 清掃品質管理に関する調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2025年9月11日〜同年9月16日
- 有効回答:清掃を外部委託しているスーパーマーケットの店長・運営責任者・副店長・店長代理107名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社DFA Robotics」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://dfarobotics.com/
■スーパーマーケットの清掃品質アップに活用される「清掃ロボット」について
スーパーマーケットをはじめとする小売業では、人口減少や働き手の高齢化、人件費の高騰などの課題に直面している背景から、「清掃ロボット」の活用が進んでおります。
清掃ロボットは人の手による清掃と比較して、広範囲をムラなく清掃できるため、お客さまに常に清潔な環境を提供することが可能です。また、清掃にかかる人件費を削減できるだけでなく、従業員はより顧客対応や商品管理といった重要な業務に集中できるようになります。
さらに、最新の清掃ロボットは、営業時間中でも安全に稼働できるよう設計されており、清掃の「見える化」にも貢献します。今回の調査で明らかになった通り、清掃状況が可視化されることで、お客さまの安心感向上にも繋がります。
▼清掃ロボットの導入事例や情報は、以下をご覧ください。
https://dfarobotics.com/topics/tags/egwijfwsooy4/
■株式会社DFA Roboticsとは
「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボティクスを社会実装し、世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値を向上させる未来を目指す、ロボティクスソリューションカンパニー。人口減少・高齢化が進む社会の中でロボットが「人の仕事を奪う」のではなく、「人の可能性を伸ばす」存在と位置づけ、社会課題に対する「ロボティクスソリューション」を提供。2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入。これまでに3,500台以上の配膳ロボットを全国の飲食店等に提供。ロボットサポート拠点は全国140箇所以上にのぼり、地域に根付いた導入提案や迅速なアフターサポートの体制構築が強み。2023年4月には、国内で初めてPudu Robotics社製の1台4役の清掃ロボット「PUDU CC1」をホテルへ提供し、飲食店からホテルや病院などロボティクスを通じたDX化を推進。
◆当社概要◆
名称 :株式会社DFA Robotics
設立 :2017年9月
代表者 :代表取締役社長 松林 大悟
所在地:東京都港区虎ノ門3-17-1 TOKYU REIT 虎ノ門ビル6階
資本金 :5,683万5,500円
事業内容:配膳・運搬・清掃などを担うサービスロボットの輸入、販売、導入支援、アフターフォロー等
https://dfarobotics.com/
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